今回は、ラオス国内の携帯電話について、書いてみようと思います。
日本では、ドコモやAU、ソフトバンクを中心に楽天モバイルなどの格安スマホがありますが、ラオスにも、LAOTELECOM(ラオテレコム)、Unitel(ユニテル)、ETL(イーティーエル)、Beeline(ビーライン)などがあります。
僕は現在、Unitelを使用していますが、知り合いの多くはLAOTELECOMを使用しています。ユーザー数もLAOTELECOMがもっとも多いようです。なぜ僕がUnitelを使用しているかというと、特別の理由はありません。最初はLAOTELECOMのSIMを購入しようと、SIMカードを販売しているお店の窓口に行きました。しかし、使用しているスマートフォンでは、なぜかSIMが認識しませんでした。その後、UnitelのSIMカードならどうかと思い、UnitelのSIMをセットしたところ問題なく認識しました。そういう経緯でUnitelを使い始めました。
☆Unitelを使ってみた感想
実際にUnitelを使ってみた感想ですが、最初は特に可もなく不可もなくでした。ただ、周りのLAOTELECOMユーザに聞いてみると、Unitelの方が通信速度が速いことがわかりました。ただし、タイミングによってはLAOTELECOMと差がないこともありますが、LAOTELECOMに大きく負けたことは、あまり経験がありません。これは、Unitelの方がユーザ数が少なく、回線が空いているのではという話もあります(真偽のほどはわかりませんが、実際僕の周りでUnitelを使用している人はあまりいません)。
なお、値段は各社横並びだと思いますが、僕は7日間10,000kip、1500㎆のインターネットプランを購入しています。自宅ではWiFiも使用できるので、この容量で全く問題ありません。
☆電波の状況
ビエンチャンでは、どのキャリアでも問題なく電波を受信できると思います。地方へ行った場合ですが、バンビエン、ルアンパバーン、パクセー等の主要都市や主要観光地はUnitelで全く問題ありません。LAOTELECOMももちろん、ラオス全土をカバーしているとされていますので、この2社であれば電波受信の問題はないでしょう。
☆使い勝手
キャリア各社でスマートフォン用アプリが提供されています。これを利用すると、各種通信プランの購入なども簡単に行うことができます。もちろん、通信データの残量などもリアルタイムに表示してくれます。トップ画面はラオスの田園と山を背景にしています。バンビエンっぽいですが、どこなのでしょうか。いい雰囲気の画像ですね。
また、Unitelアプリではルーレットゲームが用意されており、これを行うと通信データがプレゼントされます。スマホをシェイク(上下左右に振る)とルーレットが回りだし、止まったところの内容がプレゼントされます。一番多く出るのは「ハズレ」ですが、「20㎆」「50㎆」「100㎆」などが当たることもあります。1日10回までチャレンジでき、「20㎆」が2~3回当たることが多いです(つまり、40㎆~60㎆が無料でもらえます)。先日はキャンペーンだったのか、100㎆が10回連続で当たりました。
「300㎆」「1000㎆」「スマホプレゼント?」もありますが、まだ当たったことはありません。今使っているスマートフォンは結構年季が入ってきたので、スマートフォンが当たったらいいのになと思いながら、日々シェイクしています。
1ヶ月の通信費用が40,000kip(約500円)で済んでしまうので、周辺国に比べて物価が高いラオスですが、通信費だけは安く済んでいます。やはり自国で生産(サービス提供)できれば価格も安く提供できるんですね。ラオスも、いろいろなものが輸入に頼らず自国生産できるようになればよいなと思います。
今回は以上です。
今日の生活品:Unitel(通信キャリア)
場所: Vientiane, Lao