今回は、「ラオスの海」と呼ばれているナムグムダムへの日帰り旅行についてです。
ご存じの通り、ラオスは海に面していない内陸国です。でも、一見海かと思うほどの広い湖があります。ダム湖であるため自然にできたものではありませんが、内陸国ラオスで、船で遊覧ができる数少ない場所です。また、ビエンチャンからも近いため、ビエンチャン在住の外国人、ラオス人の週末旅行にもってこいの場所となっています。
今回は、
ラオスの海 ナムグムダム日帰り旅行
です。
まずは、場所ですが、下記になります。
ビエンチャン市内からは約90km、車で2時間ほどのところにあります。旅行会社で車をアレンジしてもらうのが一般的な移動手段です。路線バスで行く方法もありますが、かなり労力を要するかと思います。ビエンチャン市内のバスターミナルから、ナムグムダムにほど近い「ターラート」というところまでバスが出ています。それに乗車するか、バンビエン、ルアンパバーン方面に向かうバスで途中下車する方法です。今回、私は車をチャーターする方法を取りましたが、バス移動に興味がある方は、メッセージいただければご説明可能です。
ビエンチャンを出発後、約1時間で一旦、ガソリンスタンドで休憩しました。ラオスの主要国道である13号線ではなく、10号線を使って北上しました。こちらは沿線に大きな町もなく、左右に雑木林が生い茂る中を進んでいきました。
距離にして100km以内で、途中の交通量も少ないため、順調に進み、約2時間で目的地であるナムグムダムに到着しました。ナムグムダムに到着すると、事務所のようなところで、遊覧船に乗る手続きをします。旅行会社でチャーターした車のほかに、遊覧船代、昼食・ドリンク代などもセット料金になっていました。
この日は土曜日ということもあり、すでにラオス人のグループがたくさん来ており、同じように乗船手続きをしています。舟の大きさはいくつか種類があり、大きな船であれば30人以上乗れるようです。


桟橋はこのような感じで、既に何隻かは出航しています。




舟に乗りました。舟は2階建て?になっており、一階は宴会場にように料理が並べられ、2階は湖を眺められるようになっています。今回、20人ほどで行きましたので、かなりの料理が出てきました。


出航すると、船は湖を進んでいきます。途中、2ヶ所ほど、島に上陸することができます。湖は南北に長いため、南の端の島からは水平線も見ることができました。ラオスでこういう風景が見える場所は、多分このナムグムダムだけでしょう。
島内ではお土産物屋もあります。ラオスでご飯を入れるお櫃、テッィプカオを売っています。ただ、外国人観光客が少ないため、あまり売れているようではありませんでした。本来の用途はごはんを入れるものですが、小物入れやトイレットペーパーを入れてティッシュケースのようにも使えます。
このような感じで、湖の遊覧、2ヶ所ほど、島に上陸、食事などで3~4時間程度のコースになっています。船にはカラオケもついており、他の船では音量ガンガンでカラオケを歌っていました。
今回は日帰り旅行でしたが、湖沿いにホテルやゲストハウスもありますので、ここで宿泊するのもよさそうです。また、ビエンチャンからルアンパバーン方面に陸路で旅行される場合、バンビエンに寄っていくのがメジャールートですが、このナムグムダムで一泊していくのも面白いかもしれません。
今回のナムグムダムの様子を動画にもまとめています。よろしければ、下記もご覧ください。
今回は、以上です。
今日の観光地:ナムグムダム(ビエンチャン県、ラオス)
場所:KEOOUDOM DISTRICT, Vientiane Province ,Lao