肉を焼くという、ある意味シンプルな料理である「焼肉」ですが、国によって様々な食べ方があります。ラオスにももちろん焼肉料理があります。その名は「シンダート」。
今回は、ビエンチャン市街の西側、ワッタイ国際空港に向かう方向、クラウンプラザホテル近くにある、
リンダレストラン(Linda Restaurant)
をご紹介します。
シンダートは焼肉ですが、鍋の形に特徴があります。
中央が盛り上がった形をしており、ここで肉や野菜を焼きます。そして、その周りにはスープを入れるスペースがあり、ここでは、野菜を煮ることもできます。つまり、焼肉と鍋の両方が同時に楽しめるようになっています。また、肉を焼いた際の油などがスープに溶け込みますので、そこで煮た野菜もいい味になります。
当店のメニューです。野菜とお肉がセットになったお得なメニューです。また、単品メニューも充実しており、春巻きやエビサラダなどもあります。数人で行って、お肉を2~3種類、サイドメニューを1~2品注文するのもよいでしょう。
左側が豚肉、右側が牛肉です。ラオスでは牛肉よりも豚肉の方が人気が高いと言われています。牛肉は若干硬めですが、歯ごたえがあります。柔らかいお肉がお好みであれば豚肉がお勧めです。
豚の三枚肉と野菜セットです。ちなみに豚の三枚肉は、ラオス語では「ムーサンサーム」といい、直訳すると3階豚です。3層になっているという意味では日本語と同じような表現ですね。
次にサイドディッシュの春巻きです。揚げ春巻きと生春巻きを注文しました。しっかりとした味付けの揚げ春巻き、サラダ感覚の生春巻き、といった感じです。
肉を焼き始めました。このような感じで焼いていきます。肉はもちろん、春雨や白菜、ネギなどもおいしいです。なお、鍋の下には炭が入っています。ガスと炭での味の違いはあまりわかりませんが、なんとなくおいしい気がします。しばらく肉を焼いていると、多少焦げ付いてきますので、途中で鍋を交換してくれます。
そして、焼肉で最も大切なタレです。このお店のタレはごまダレに少し味噌っぽい味が加えられたものになります。これに、にんにくや唐辛子などを自由に追加します。
今回は10人ほどで訪れました。結構な量を注文し、ビールも飲んでいましたが、総額はひとりあたり100,000Kip(約1,200円ほど)でした。お肉の質も良く、野菜も新鮮ですので、お勧めのお店です。
最後にお店の雰囲気ですが、店内はこのような感じです。焼肉をする場合は、屋外の席になります。鍋料理の場合は、エアコンのきいた屋内のテーブル席も利用できます。現在は、乾季で涼しく、蚊も少ないため、外での食事も問題ありません。
場所は下記になります。
今日のお店:Linda Restaurant
場所:Setthathilath Road, Vientiane
今回は、以上です。