これまでいくつか旅行記をアップしてきましたが、コロナ以前の内容ばかりでした。
今回の旅行記は、「今年の年末年始はビエンチャン以外の場所で年越しをしてみよう」ということで、バンビエンでの滞在の内容となります。
年越しバンビエン旅行記①
(首都ビエンチャン⇒バンビエン)
何回かに別れての旅行記になりますが、今回の①はビエンチャンからバンビエン到着と、その日の夕方頃までの内容となります。
前回(昨日)、ラオス初の高速道路の記事をアップしましたが、今回の旅行で利用しました。バンビエンまでは約3~4時間という感覚でしたが、高速道路できっと早く行ける、と期待して自宅を出ました。
まずは、自宅近くから北バスターミナルに向かうため、まずはタラートサオバスターミナルへ行きます。車をチャーターしてバンビエンに向かう、というようなスタンスの旅行ではないので、公共交通機関をとにかく利用します。
少し待っているとタラートサオ行きのソンテウが来たので、乗車しました。
タラートサオバスターミナルから北バスターミナルへは、路線バスの8系統で向かいます。お客さんも結構乗っていて、大きなキャリーバッグを持っている人もいます。帰省時期でもあるので、北バスターミナルから故郷に帰る人も多いのでしょう。
30分ほどで北バスターミナルに到着です。やはり帰省する人が多くいます。ただ、ほとんどラオス人ですね。外国人はほぼいないようです。
バンビエン行きはバスではなく、バン(ロット・トゥー)での運行となっています。本数も多いようで、乗車したらすぐ出発しました。
基本的にバン(ロット・トゥー)は乗客がいっぱいになれば出発する形態のようで、タイミングが良かったのでしょう。今回は、助手席に座るように言われました。多少、狭いですが、ここなら車酔いすることもありません。なお、バンの最後列の席は、振動がひどいので車酔いする人にはお勧めしません。
ロット・トゥーは出発してすぐに整備工場のようなところで停車しました。高速道路を走るのでタイアのエアチェックのようです。
北バスターミナルを出発して、数分で高速道路に入りました。非常に快適な片側2車線路です。高速道路に関しては前回、記事にしていますのでそちらもお読みください。
ということで、あっという間にバンビエンに到着しました。所要1時間半です。これは、バンビエンに行きやすくなりますね。
バンビエンのインターチェンジから北に進むとすぐにバンビエン市街に到着です。
高速道路の間は、舗装も良好で振動もほとんどありませんでしたが、高速を降りると、それまでとは違いガタガタ道になりました。まぁ、これは仕方ないところです。助手席に座れたことに感謝です。
バンビエンのバスターミナルから徒歩で、本日のお宿「PM Hotel」に到着です。
GoogleMapがあるので、迷わず到着できました。高速道路にGoogleMap、世の中の進歩はすごいですね。
ホテルの詳しい紹介は、また後日にしまして、さっそく町に出てみました。
コロナ以前は、旅行者の外国人比率がほぼ100%と言っても過言ではないバンビエンですが、外国人旅行者が入国できなくなった今、どうなっているかというと、上の写真のように誰も人がいない状況になっていました。目立つ場所にあった「K-Mart」も閉店してしまっています。
以前は、外国人旅行者で埋まっていた「ルアンプラバンベーカリー」ですがお客さんはほぼおらず、そのお客さんもラオス人でした。ラオス人のお客さんが増えることは悪いことではないのですが、バンビエンの雰囲気はやはり一変してしまっていました。
バンビエン市内の雰囲気です。どことなく寂れた感じがします。
ただ、元々、日中は郊外のブルーラグーンなどに遊びに行っているので、市内に人は少なかったですね(寂しいので、自分にそういう風に言い聞かせておきます)。
外国人旅行者がいなくなっても、ナムソン川の流れや特徴的な山々の景色は変わりません。今もコロナ以前と同じ景色を見せてくれます。ここで癒やされるために日本から何度も通ったものですが、ラオスに住み始めた今も、それは今も変わりませんね。
とりあえずビエンチャンからバンビエンに到着しての感想は、「だれもいないなぁ」というところです。この時点はまだ2020年12月末頃でした。高速道路の開通に伴い、ラオス人旅行者が大挙して訪れる、ホテルも結構埋まっている、との話もありましたが、この時点では落ち着いた(寂しい?)雰囲気でした。
でも、前述の通り、バンビエンの美しい景色は全く変わっていません。むしろその静けさによって、一段と引き立っているとも言えます。
ただ、大晦日に近づくにつれ、少しづつその雰囲気は変わってきます。その辺は、また次回以降になります。
今回は、以上です。
今日の旅行記:年越しバンビエン旅行記①(首都ビエンチャン⇒バンビエン
場所:Vientiane Capital-Vientinane Province