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ビエンチャン郊外のローカル寺 - ワットチョムペット(Vat ChomPhet) - (ビエンチャン、ラオス)

 

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ラオスは仏教国ですので、お寺はいたるところにあります。観光地化されているお寺もありますが、地元の人々の信仰によって保たれています。今回はガイドブックには載っていない地元のお寺、でも観光地っぽい要素もあるお寺の紹介です。

 

ビエンチャン郊外のローカル寺

- ワットチョムペット(Vat ChomPhet)- 

(ビエンチャン、ラオス)

 

ビエンチャンは観光スポットが少なく、必然的にお寺も観光地として取り上げられるようなります。ビエンチャンでの一大観光地「ブッダパーク」も本来はお寺ですが、テーマパークのような扱いを受けています。

なお、「ブッダパーク」の様子は下記からもお読みいただけます。

 

vte2019lao.hatenadiary.com

 

場所は下記になります。 

 

 

ビエンチャン市内中心部からは約6㎞ほど南にあります。

 

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境内の様子です。

規模としては大きな部類だと思います。お坊さんも多く、奥の方では読経をしていました。

 

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お寺に入るとまず、謎の彫像が迎えてくれます。コオロギなのかゴキ〇リなのかわかりませんが、巨大な虫の彫像です。

 

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そして、その前方では、人が捕らえられています。絵的にはこの虫の餌のように見えてしまいますが、どういったシチュエーションなんでしょうか。ただ、その檻に入れられた人間の後ろには女性が立っており、特に怖がっている様子もありません。

もう少しラオス語が堪能になれば、この彫像の意味をお坊さんに聞いてみようと思います。

 

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境内を進むと、「見ざる、聞かざる、言わざる」のサルがいました。

頬紅をぬっています。メス猿なんでしょうか。

この「見ざる、聞かざる、言わざる」の由来はよくわかっていないようですが、中国の孔子という説もあるようですので、ラオスにもこの文化があるのは納得です。

 

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このお寺の最大の仏像はこの涅槃像です。

一枚の写真におさめようとすると、小さくなるので、どうしても全体が入りませんでした。日本でこの規模の仏像があれば、ちょっとした観光地になりそうなものです。

 

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先ほどの涅槃像に比べると小さいですが、それ以外にも仏像が安置されています。建物や装飾も細かく施されています。近隣に住む人々の寄進で造られたのでしょう。信仰心の篤さがうかがえます。

 


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奥の方にはお坊さんが生活する建物もあります。

仏教に関するストーリー的な絵も描かれています。なんとなくコミカルな絵もあるのが、なんとも言えませんが、どういったことを表わしているのでしょうか。ただ、生真面目にならず、ほっこりとした雰囲気にさせてくれます。

 

 

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お寺の境内、全体を見渡せるお堂もあります。大きな金色の仏塔もあります。ビエンチャンではタートルアンが有名ですが、ここの仏塔も結構な大きさと色彩です。

タートルアンで行われるラオス最大級のお祭り「タートルアン祭り」の様子は下記からお読みいただけます。

 

vte2019lao.hatenadiary.com

 

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最後は、一段高くなった位置にあるお堂です。かなりの広さがあり、ラオスで良く行われる「ウィアンティアン(お堂の周りをろうそくなどを持って3周回る)」もここで行われるのでしょう。年間に5回程度ある仏教行事の日にお寺に行けば参加できますので、ぜひやってみましょう。

 

 

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いかがだったでしょうか。

なんとなくコミカルな一面もあり、それでいて、仏像や描かれている絵画などは高いレベルでした。境内にはお坊さんやお寺の関係者しかいませんので、ゆっくり参拝できますので、お堂で瞑想してみるのもよいかもしれません。

 

なお、お寺へのアクセスですが、タラートサオから南に伸びるタードゥア通りを進むと近くまで行けます。また、ビエンチャン市内を走る路線バスでも行くことができますので、それを使ってみるのも良いかもしれません。

路線バスに関しては、詳しくは下記をご確認ください。下記路線の終点にこのお寺があります。

 

vte2019lao.hatenadiary.com


 

 

今回は、以上です。

 

今日の観光地:ワットチョムペット(Vat ChomPhet)(ビエンチャン、ラオス)

場所:ThaDeua Road, Vientiane

 

 

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