今年の春節は2月12日(金曜日)を中心に行われるようです。
ラオスの新年は1月1日でも、春節でもなく、ピーマイラーオと呼ばれる新年があります。毎年4月中旬で今年は4月14日~16日となるようです。
そんなラオスですが、中国系ラオス人や在住中国人も多くいますので、ラオスにおいても春節は盛大にお祝いされます。
2021年春節準備中のビエンチャン
(ビエンチャン、ラオス)
去年は暦の関係で1月下旬になっていた春節ですが、今年は一般的な2月上旬頃となります。もう少し日があるので、舞に使われるドラゴンの張り子はまだ見かけませんが、街は徐々にその雰囲気に包まれ始めています。
今回は、ビエンチャン市内中心部の様子です。
タイのバンコクやマレーシアのクアラルンプール、シンガポールなどでは、ここがチャイナタウン!と呼ばれる場所がありますが、ビエンチャンではチャイナタウンと呼ばれるエリアは聞きません。ただ、中国人街と言える地域はありますので、そちらの方はすでに春節の雰囲気が漂っているのかもしれません。
ビエンチャンのチャイナタウンは「三江マーケット」周辺と勝手に思っています。実際、このエリアは漢字の看板が多く、有名中華料理店、中華系ホテルも立ち並んでいます。「三江マーケット」の様子は下記からお読みいただけます。
さて、ビエンチャン市内の様子ですが、赤を基調とした装飾品が商店の軒先に並べられています。前年のものも使えそうですが、年ごとで違いがあるのでしょうか。
春節には欠かせない爆竹もしっかり販売されます。
チャイナ服もあります。ただ、どれもサイズが小さめですので、子ども用なのかもしれません。また、いずれも女性用なので、男性用はあるんでしょうか。
企業もHappyNewYearの垂れ幕から春節用の垂れ幕に付け替えています。HappyNewYearも、春節の垂れ幕も1年中だしているところもあるのですが、ここの会社は、以前はこの垂れ幕はなかったので、今年の春節用につけたのだと思います。
今回は、あまり中国色の強くないエリアの様子でした。時間があれば、ワッタイ国際空港東側の私的に「チャイナタウン」と思っているエリアの様子も見に行きたいと思っています。
距離的に昔から中国の影響は大きいラオスですが、近年はますますその傾向が強くなってきました。高速道路や高速鉄道も中国資本で建設されています。
とは言え、国と国とのつながり、人と人とのつながりは別物ですので、楽しく春節のお祝いができればと思います。
今回は、以上です。
今日のお祭り:2021年春節準備中のビエンチャン(ビエンチャン、ラオス)
場所:Vientiane Capital