ラオス料理はバリエーションも豊富で美味しい料理や珍しい料理もあり飽きないのですが、たまにはラオス料理以外も食べたくなります。洋食料理や中華料理も豊富で、ありがたいのですが、あまり多くないのが「日本料理店」です。
今回、たまたま近くを通りかかったときに見かけた日本料理店に行ってみました。
ビエンチャン郊外のハイレベルな和食店
- 神戸ステーキハウス(Kobe Steak House) -
(ビエンチャン・ラオス)
お店の名前が「神戸(KOBE)」だったので和食店だろうという安直な考えでしたが、幸い店名通り日本料理店でした。
GoogleMapでは以下になります。
市街中心部からは少し離れています。近くには103病院という病院があり、その地殻にあります。
お店の外観です。
一軒家っぽい外観で、明るい内は、営業しているのかどうか分かりづらいかもしれません。現在、コロナの影響もあり、閉店しているお店も多いため、最初はしまっているのかと思いました。入り口に張り紙のようなものもあるので、「Close」とでも書いてあるのかと思ってしまいます(実際は営業時間が書かれています)。
店内の様子です。
日本をイメージした、海外によくある和食店という雰囲気です。マネージャーのような店員はカタコトですが日本語を話します。
暑かったので扇子で扇いでいたら、「エアコン開けますか?」と聞いてくれました。一瞬戸惑いましたが「開けてください」と答えると、エアコンをつけてくれました。
メニューです。
種類はさほど多いというわけではありませんが、お寿司、刺し身をはじめ、カレー、うどん、とんかつ、焼き魚など、あと、店名にもなっているステーキがあります。また、幕の内弁当のようなものもあるので、多くのメニューを少しずつ食べたいときなどにもいいかもしれません。
価格も、100,000Kip超えのものもありますが、30,000~50,000Kipのものも多く、手頃な価格帯といえるでしょう。
注文を終えると、まず、枝豆が出てきました。
付け出しのようなものでしょうか。会計時にこの分は請求されていませんでしたので、良心的ですね。結構お腹が減っていたため、料理が出てくるまでのつなぎに最適でした。
15分ほどで、今回注文した「鍋焼きうどん」の登場です。
見た感じは非常に美味しそうです。ねぎやしいたけ、卵の配置などもこだわっているのか、きれいにレイアウトされています。
うどんだけ、アップにしてみました。
卵も程よく火が入っており、いい感じです。ラオスの卵は生食用ではないので、あまり柔らかすぎると心配になりますが、かと言ってカチカチも汁に馴染まなくなってしまいます。
お味の方ですが、出汁がきいていて完璧でした。そこまで期待していなかったのですが、ラオスでこの味が味わえるとは思っていませんでした。うどんは、流石に冷凍うどんだと思いますが、冷凍うどんも結構美味しいですからね。
でも、これで終わりませんでした。
天ぷらが別皿で出てきています。
メニューの写真にも天ぷらが鍋焼きうどんについている写真があったので、別注文ではなくセットになっています。
別皿で持ってきてくれているため、衣のサクサク感がしっかり感じられました。日本で天ぷらを食べてもベチャッとした天ぷらがありますが、ここの天ぷらはまさにサクサクです。別皿にしている理由は、このサクサク感を味わってほしいという思いから?と考えてしまうほど、いい感じの天ぷらになっています。
鍋焼きうどんのスープに浸して食べれば、いい感じの塩加減になります。またうどんのスープにも天ぷらの油が入り、さらに美味しくなります。
ということで、「神戸ステーキハウス(Kobe Steak House)」のご紹介でした。
なお、価格は
・鍋焼きうどん:58,000Kip
・水:5,000Kip
でした。ただ、10%ディスカウントされており、支払いは57,000Kipでした。
まだ、1種類のメニューだけですが、ビエンチャンの日本食レストランの中で1番と言ってもいいぐらいのレベルだったと感じています。お店の雰囲気も良いですし、スタッフの対応もフレンドリーです。
場所的にはあまり便利なところではありませんが、近くに用事があったときなどに再訪してみたいお店です。
今回は、以上です。
今日のお店:Kobe Steak House(ビエンチャン、ラオス)
場所:SokPa Luang Road, Vientiane