日本のガソリンスタンドは基本的にガソリンスタンドのみで、たまにコンビニやカフェが併設されている、という感じだと思いますが、ラオスのガソリンスタンドでは、結構な割合で、コンビニやカフェ、さらにはレストランや服飾店などがあったりと、ガソリンスタンドで一日潰せてしまうようなところもあります。
今回は、ラオスで良く見かける複合型ガソリンスタンドのご紹介です。
ラオスのガソリンスタンド
- PTT KNK MALL -
(ビエンチャン・ラオス)
今回のガソリンスタンドの場所は下記になります。
「PTT」はタイ国営のエネルギー大手、「タイ石油公社」で、ラオスにも数多くのスタンドを展開しています。
敷地の中央には、当然ガソリンスタンドですので、給油設備が並んでいます。そして、その周りには2階建ての建物があります。こちらに様々な店舗が入っています。
スタンドの入口すぐのところには、「Jiffy」があります。タイでは「PTT」のガソリンスタンドと「Jiffy」の組み合わせは鉄板のような感じですが、ラオスでもその組み合わせは健在です。
「Jiffy」はコンビニのようなもので、店内にはお菓子や食品類、日用雑貨などが売られています。コンビニなので、生鮮野菜や肉類はほぼありません。
さらに奥に入るとレストランもあります。
気軽に食べられる簡易食堂的なお店だけでなく、結構高級そうなレストランも入っています。右の写真のお店は、刺身もおいているようです。
上の写真は右側から、服屋、レストラン、銀行の支店となってます。
ここまで来ると、ガソリンスタンドに来た人がついでに立ち寄るというよりは、もう、これらのお店が目的で来るという感じになっていると思います。
タイ系のガソリンスタンドですので、Amazon Cafeも当然のようにあります。
店内はとてもきれいで、若い学生風の人たちが多くいました。店先に多数のバイクが停まっていたので、彼らのバイクだと思いますが、間違いなく給油に来たついでにカフェにいるわけではないですね。
ATMも設置されています。4行も並んでいるのは、ラオスでは結構珍しい光景です。
ということで、ショッピングモール化しているラオスのガソリンスタンドの様子でした。郊外のガソリンスタンドは、給油しかできないところも多いですが、街中のガソリンスタンドは、このようにモール化しているところが多いですね。
以前紹介した、「ガソリンスタンド内にあるベトナム料理レストラン - ホイアン・ベトナムレストラン(Hoi An Vietnamese Cuisine & Bar)」や「森をイメージしたカフェ - ジャングルカフェ クアルアン(Jungle Cafe Khualoung) -」もガソリンスタンド内にあります。
新たなお店やカフェを新規開拓するときは、ガソリンスタンドを当たってみるのもよいかもしれません。
今回は、以上です。
今日のお店:PTT KNK MALL(ビエンチャン、ラオス)
場所:Nongbone Road, Vientiane