日本では12月末に新年のお正月準備を行いますが、ラオスの正月は来週(今年は4月14日から)となります。あと約1週間ということで、すでに街の中はソワソワし始めています。今回は、そんなラオスの正月を控えた街の様子です。
ピーマイラーオ(ラオスの正月)を迎えるビエンチャンの様子
(ビエンチャン、ラオス)
ラオスの正月は、「ピーマイ」と呼ばれ、「ピー」は年、「マイ」は新しいという意味になり、そのままの意味で新年となります。
隣国のタイではソンクラーンと呼ばれます。時期は1日程度ずれがあるようですが、習慣は同じような形です。
この時期になると、こういったアロハシャツが店先に並ぶようになります。ピーマイでは、このようなカラフルなアロハシャツを着て新年を迎えるのが一般的なようです。
ピーマイの風物詩として「水かけ祭り」があり、水をかけられたもいいように、こういった服を着ているのかもしれません。特に、緑やピンクの色をつけた水をかけられることもあり、普段の服を着ていると、その後、着れなくなる可能性もあります。そういった意味で、この期間限定の服が必要になるようです。
ただ、残念ながら、去年に引き続き、大規模な水かけ祭りを行うことはできません。
それでも、こういったアロハシャツを販売するお店はあちこちに出ており、値段も手ごろのようです。また、若い人だけでなく、高齢の人もアロハシャツを着ているので、しっかりとラオスに根付いた習慣になっているようです。
店内にも普段見ないような人数のお客さんが来ており、新年を迎える準備をしています。例年ですと、これらに加え、水鉄砲やバケツ、ビニールプールなども並んでいるのですが、やはり今年は「水かけ祭り」というわけではないので、そのあたりは、あまり売られていないようです。
コロナの市中感染は発生していないラオスですが、今年も自粛ムードのピーマイになります。どういったピーマイになるのか、楽しみにしつつ、既に浮足立ち始めたラオスの人々と、新年の準備をしたいと思います。
今回は、ピーマイ(ラオスの正月)を直前に控えた、ラオスの街の様子でした。
今回は、以上です。
今日の文化:Pimai Lao(ビエンチャン、ラオス)
場所:Vientiane