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ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)③(世界遺産観光+@)

 

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前回に引き続き、旅行記になります。

ラオス北部「シェンクアン県」です。「シェンクアン県」はラオスで3番目の世界遺産登録された「ジャール平原巨大石壺群」があるところです。

今回の旅行は、滞在中にビエンチャンでCovid-19市中感染があり、ロックダウンされるのでは!?という噂が出たものの、すぐにロックダウンにはならないということで、旅行を継続しています。

 

ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)③

(世界遺産観光+@)

 

今回は「シェンクアン県編」最大の見所である世界遺産「ジャール平原巨大石壺群」を見に行きます。また、世界遺産だけでなく、周辺の街の観光地にも寄っていきます。

 

2021年4月26日現在、首都ビエンチャンを始め複数県でロックダウン中ですが、当旅行記は、それ以前の4月のピーマイ期間中のものです。

 

なお、前回のラオス北部旅行記(シェンクアン県編)②は下記からお読みいただけます。

 

vte2019lao.hatenadiary.com

 

    

今回の旅の目的地「シェンクアン県」ですが、場所は下記になります。

 

 

赤い線で囲まれたエリアが「シェンクアン県」です。

フアパン県同様東側をベトナムに接する県で、Covid-19以前はベトナムへのバスルートもありました。また、ビエンチャン・ルアンパバーンへの飛行機の便もあります(ルアンパバーン便は現在運休中?のようです)。

  

 

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シェンクアン2日目、旅行全体でいくと4日目の朝になりました。

Covid-19の影響が出て以降、それまで朝食付きだったホテルも、宿泊客がほぼいないことにより、朝食提供を中止しているところが多くあります。しかし、この「Anoulack Khen Lao Hotel」では、サービスを継続しています。ピーマイの期間ということもあるかもしれませんが、西洋人旅行者の姿もありました。

 

さて、本日は、世界遺産を見に行こうと考えているものの、どのようにして行くかはまだ未定です。Covid-19以前は旅行会社に申し込めばグループツアーに参加できましたが、今はそういったグループツアーが成り立つほどの旅行者数ではありません。

ホテルの受付の人に相談すると、知り合いの旅行会社に車を出せるか確認してくれました。

 

行きたい場所を聞かれたので、世界遺産の「ジャール平原巨大石壺群」とムアンクーンという街にある仏像と仏塔をまわりたいと伝えました。車1台・運転手兼ガイドが来てくれ、夕方までで450,000Kip(約5,000円)ということでしたので、お願いすることにしました。

 

 

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午前10時にホテルを出発です。

まずは、ムアンクーンに向かいます。ムアンクーンにはベトナム戦争時に爆撃を受け、爆撃により一部が破壊された仏像やお寺が残っているようです。

田舎道を走っていきますが、その道中では水かけ祭りが随所で行われています。

 

 

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宿泊したほてるのある「ポーンサワン」を出発して約40分、最初の観光地「ワット・ピアワット」に到着です。

ベトナム戦争時に爆撃を受け、仏像の顔や腕に爆撃や銃弾の跡が残っています。また、元々は天井があったようですが、天井は吹き飛んでしまっています。

 

 

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続いて、「ワット・ピアワット」に近いところにある「タート・フーン」です。「タート」は塔の意味ですので、フーンの塔ですね。

こちらはこういった仏塔があるということもありますが、近くに貸衣装屋さんがあり、ここでモン族の伝統衣装を着ることができます。

 

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このような感じで貸衣装が並んでおり、これに着替えて仏塔を背景に写真を撮る、というのがここの正しい観光の仕方、のようです。

これはラオス人にも人気のようで、かなり大勢のラオス人観光客で賑わっていました。

 

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女性用の衣装は華やかですが、男性用も結構良い感じです。たまたま居合わせたラオス人親子が写真を撮らせてくれましたが、ブルーがいいですね。

 

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さらに奥に歩いていくと、上部が無くなった仏塔があります。

これは、上部にはダイヤや金銀などが埋め込まれており盗難にあった、とのことでした。残念ですね。

なお、こういったお話は全部ガイドさんが説明してくれました。一人で行くと、「なぜ、こちらは上部が無くなったのか。爆撃で吹き飛んだのかな」と勝手な推測をしてしまいがちですが、正しい内容を説明してくれるのでいいですね。

 

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12時過ぎになったので、ランチです。

近くにあった麺屋さんに入ります。チキンのフォーにしました。あっさりした良いお味でした。ただ、一緒に食べていたガイドさんは、あまり美味しくなかったと言ってました。好みは人によるのかもしれません。

 

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約50分ほどの移動で、世界遺産「ジャール平原巨大石壺群」に到着です。

巨大な石壺があるようですが、一ヶ所あるわけではなく、かなり広範囲に点在しているようです。Site1、Site2、Site3が主な観光ポイントのようです。

ガイドさんはSite2、3、1の順でまわろう、と提案してきましたので、断る理由もないためその順にしました。なお、全部見てから感じたことですが、この順番でまわることをお勧めします。

 

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Site2の様子です。

こんな感じで石でできた壺が並んでいます。この石壺は、なぜこんなにたくさんあるのか等、謎は多いようです。

また、ところどころに右下の写真のような窪地があります。これは爆撃でできたクレーターだそうです。

 

 

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続いてSite3の様子です。

Site3は入口からしばらく田んぼの畦道のようなところを歩いていきます。

途中には牛の群れがいたり、不発弾撤去の標識があったりします。戦争が終わって50年ほどになりますが、今でも不発弾が見つかったり爆発したりすることもあるようです。

 

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Site3の石壺です。

Site2よりも量は多い気がしますが、あまり違いはわかりません。約1時間ほど滞在してましたが、他の観光客とは一度も会いませんでした。

 

最後にSite1へ向かいます。

正直なところ、Site2と3で充分というか、若干飽きていた、また暑さでかなりつかれていたこともあり、Site1は行かなくても良いかなという気になっていました。ただ、ガイドさん曰く「Site1が一番大きく、整備もされている」とのことで行ってみることにしました。もし、Site1から行くと、多分Site3は行かなかったと思います。そういう意味でSite2、3、1とまわるのは良い方法だと思います。

 

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Site1に到着です。

確かにSite1はきれいに整備されています。入口にはカフェがあったりと、今までとはかなり異なります。Site2,3の整備状況から比べるとかなり快適です。

 

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Site1もメインは石壺です。

ただ、歩きやすいように歩道が整備されていたり、洞窟のようなものがあって、違う楽しみもあるなど、エンターテインメント性も優れています。また、観光客の多さも格段に多いです。多分、Site1だけ行って、Site2,3には行かない人も多いのかもしれません。

 

 

ということで、ムアンクーンと世界遺産を観光して帰ってきました。

10時に出発して17時前にホテルに着きましたので、約7時間観光していましたが、思ってたより楽しめました。運転手兼ガイドさんも良い感じの人だったので、それも良かったのだと思います。

なお、ガイドさんから「明日はどうする?」と聞いてきたので、翌日もお願いすることにしました。今日の移動中の車内では、無理に会話することもなく、でも、いいタイミングで話しかけてくれたりと、リラックスして観光を楽しめたので、行先はお任せでもう1日、お願いすることにしました。

 

結構長くなりましたが、シェンクアン2日目、世界遺産観光+@でした。

次回は、シェンクアン2日目の夜の様子です。

 

今回は、以上です。

 

今日の旅行記:ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)③(世界遺産観光+@)

場所:Phonsavan, XiengKhouang Province

  

 

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