前回に引き続き、旅行記になります。
ラオス北部「シェンクアン県」の滞在も最終日です。「シェンクアン県」はラオスで3番目の世界遺産登録された「ジャール平原巨大石壺群」があるところです。
今回の旅行は、滞在中にビエンチャンでCovid-19市中感染があり、ロックダウンされるのでは!?という噂が出たものの、すぐにロックダウンにはならないということで、旅行を継続しています。
ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)⑧
(最終回、シェンクアン⇒ビエンチャン)
約1週間、ビエンチャンからフアパン県サムヌアに向かい、その後、シェンクアン県に滞在しました。ピーマイ旅行も残すはビエンチャンへの帰路のみとなります。
2021年4月30日現在、首都ビエンチャンを始め複数県でロックダウン中ですが、当旅行記は、それ以前の4月のピーマイ期間中のものです。
なお、前回のラオス北部旅行記(シェンクアン県編)⑦は下記からお読みいただけます。
今回の旅の目的地「シェンクアン県」ですが、場所は下記になります。
赤い線で囲まれたエリアが「シェンクアン県」です。
フアパン県同様東側をベトナムに接する県で、Covid-19以前はベトナムへのバスルートもありました。また、ビエンチャン・ルアンパバーンへの飛行機の便もあります(ルアンパバーン便は現在運休中?のようです)。
ピーマイの旅行もあとわずかです。
ビエンチャンへの空路で帰りますが、ホテルの無料送迎があることをフロントで聞き、利用することにしました。15時に空港へ向けて出発するとのことで、14時30分ごろにホテルに戻りました。
写真のようなバンで空港まで送ってもらいます。
15分ほどでシェンクアン空港に到着しました。
空港ターミナルは、ちょっと大きめの一軒家といった感じです。便数は、コロナ以前でも一日3~4便、現在はビエンチャン便が午前・午後の2便だけですので、この規模でも問題なくさばけるのでしょう。
フライト時刻は16時20分で、あと1時間ぐらいあるので、チェックインを済ませた後は、空港ターミナルを散策してみます。
今回搭乗する「ラオスカイウェイ」のチェックインカウンターです。
ラオスには「ラオス航空」と「ラオスカイウェイ」の2社が国内線を運航しています。「ラオスカイウェイ」の方はLCC的な位置づけで、価格も安価です。赤い方が「ラオスカイウェイ」、青い方が「ラオス航空」です。
チェックインを済ませた後は、空港内の散策です。
とはいえ、サービス施設は左側の写真のカフェしかありません。なお、このカフェはポーンサワン市内や「ジャール平原石壺群Site1」にもあった「Cranky-T Café and Bar」です。結構いろんなところに展開しています。
空港から市内への移動手段は、ホテルの送迎以外では写真右側のトゥクトゥクとなります。ドライバーが近くにいなかったので聞けませんでしたが、市内まで20,000~30,000Kipぐらいかと思います。
時間をつぶすところがほぼ無かったので、セキュリティチェックを通過し、搭乗待合室で待ちます。ここもトイレ以外施設はないので、スマホで暇つぶしするしかありません。
幸い、搭乗予定の飛行機は予定通りシェンクアン空港に到着しましたので、空港滞在時間は1時間で済みました。
16時過ぎに搭乗案内がありました。
この日の便は満席です。ただ、飛行機の機材はMA-60(西安60)という60人乗りのため、搭乗もスムーズです。
ラオスでは普通ですが、飛行機が駐機しているところまで歩いていきます。
徒歩で搭乗するメリットとして、間近で写真を撮れるところですね。あと、荷物の積み込みも間近で見られます。放り投げられていることが多いので、あまり見たくはないですが・・・。
ラオスカイウェイのMA-60の機内の様子です。
機内の雰囲気は、悪くないように見えると思います。もう一社のラオス航空もほぼ似たようなサービスですので、価格を考えれば、ラオスカイウェイも選択肢のひとつだと思います。安全性の面はよくわかりませんが、これも噂レベルですがラオス航空もイマイチのようなので、差はないのかもしれません。
定刻の16時20分に離陸しました。
離陸するとすぐに山だらけの景色になります。
フライト時間は30分と短距離路線のため、機内サービスはありません。あっという間にビエンチャン市内に入ってきました。窓からはビエンチャン、バンビエン間の高速道路も見えます。
無事にビエンチャンのワッタイ国際空港に到着しました。
ワッタイ空港でも、国内線は徒歩で飛行機からターミナルビルに移動します。なお、国際線はボーディングブリッジがあります。
ということで、今回のラオス北部旅行も終了です。
「フアパン県編」が3回、「シェンクアン県編」が8回の計11回でした。日数は7日間でしたので、私にとっては久しぶりに長めの旅行となりました。
ラオスの観光客の大半を占めていた外国人旅行者がいない状況での旅行でしたので、観光客向けサービスが減少しており、不便な点もありましたが、これは致し方ないところだと思います。そういった状況でしたが、ピーマイラーオ(ラオス新年)の休暇期間中ということもあり、ラオス人観光客や帰省客も多く、久しぶりの活気でもあったかと思います。
今回の旅行は、いわゆる「観光」に時間を割きました。普段の私の旅行は「ぼーっとしている」ことが多いのですが、いつもと違う旅行で、新たな楽しみも見つけられたような気がします。
以上で「ラオス北部旅行記(フアパン県編・シェンクアン県編)」を終わります。
今回は、以上です。
今日の旅行記:ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)⑧(最終回、シェンクアン⇒ビエンチャン)
場所:Phonsavan, XiengKhouang Province, Vientiane Capital