ラオスの国民食と言える料理のひとつに「カオピヤック」があります。米で作られた麺料理で、これを提供するラオスにある食堂、レストランの数は最も多い気がします。
また、米麺を使った麺料理も派生型がいくつかあり、同じ麺料理でも飽きずに食べ続けることができます。
今回ご紹介するのは、
ラオス人観光客も集まる麺料理レストラン
- ドックカムフォーレストラン
(ຮ້ານ ເຟີດອກຄຳ / Dokkham Noodle Soup) -
(サムヌア・ラオス)
です。
場所は下記になります。
場所は、首都ビエンチャンではなく、県境をベトナムと接する地域にあるフアパン県サムヌア(ラオス北部)です。サムヌア市街のほぼ中心部にあります。
お店の様子です。
照明もたくさんあり明るい雰囲気です。壁には新緑をイメージさせるような緑やピンクの花が描かれており、新鮮な気分にさせてくれます。エアコンはありませんが、最も暑い暑季(3月下旬から5月上旬)でも気温30度程度までしか上がらないサムヌアですので、暑さは苦にならないでしょう。暑季以外の時期は、軽装だと涼しい、あるいは肌寒いと感じる地域です。
メニューです。
完全ラオス語の世界ですので、慣れないと厳しいかもしれませんが、スタッフに聞けば教えてれます。
ただ、メニューの種類は限られており、上の段が麺料理、下の段はドリンク類です。
麺料理を上から順に
1.フォー大盛
2.フォー並盛
3.アヒル or 揚げ豚のカオピヤック大盛
4.アヒル or 揚げ豚のカオピヤック並盛
5.カオソーイ大盛
6.カオソーイ並盛
7.卵のトッピング?
といった感じです。なお、ラオスは並盛でもそこそこ量があります。普通に食べるなら並盛で満足できる量だと思います。
フォーの並盛を注文しました。
見た目はシンプルですが、しっかり味がついています。また、付いてくる野菜や味噌ダレがあるので、栄養面も万全です。
なお、ベトナム麺として有名な「フォー」ですが、ラオスで「フォー」と発音すると通じないことが多いです。「オ」と「ア」の中間的な母音でカタカナで書くなら「ファー」の方が近い音になります。
結構おいしかったので、再訪してしまいました。
2回目はカオソーイ並盛を注文しました。
こちらは担々麺のようなピリ辛麺でラオス北部でよく食べられている料理です。麺がきし麺のような平たいものになっています(これはお店によって異なります)。
こちらにも野菜と味噌ダレがついてきます。
どちらも15,000Kipとお安く美味しい食事が楽しめます。
このお店はサムヌアでは人気店のようで、昼・夜、どの時間帯でもラオス人のお客さんで賑わっています。また、他県から来るラオス人観光客もこのお店で食事をして行くなど、地元では有名なようです。
首都ビエンチャンからは距離がある街なので、なかなか行きづらいかもしれませんが、サムヌアを訪れる機会があれば、こちらのお店もお試しください。お勧めです。
今回は、以上です。
今日のお店: Dokkham Noodle Soup(サムヌア・ラオス)
場所:Phatee Road, Sam Nuea