ラオスには現在三つの世界遺産があります。
その内のひとつが、シェンクアン県にある「ジャール平原巨大石壺群(Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang-Plain of Jars)」です。その名の通り、巨大な石壺が並ぶ奇抜な光景です。今回はその世界遺産の様子を紹介します。
シェンクアン県観光スポット⑤世界遺産観光
- ジャール平原巨大石壺群Site1 (Plain of Jars) -
(シェンクアン県ポーンサワン)
です。
石壺群は広範囲に点在しており、いくつかのサイトに分けれれています。有名なところはサイト1、サイト2、サイト3で、それぞれ特徴があります。今回は「サイト1」のご紹介です。
場所は下記になります。
シェンクアン県の中心地ポーンサワンの南西部にあります。市街地からも比較的近く、車で30分以内で到着できるでしょう。
サイト1に到着すると、ビジターセンターがあり、ここで入場料を支払います。入場料は15,000Kip(約180円)です。世界遺産の入場料としては破格に安いといえるかもしれません。
ビジターセンターの周辺は、公園のような感じで整備されています。ただ、全体的には整備不足で、世界遺産を維持するためにももう少し力を入れる必要があるのかもしれません。入場料が安すぎるということも影響しているのでしょうか。
ビジターセンターからさらに奥に進むと、紹介の案内板などが出てきます。
歩道も整備されていますので、歩きやすくなっています。
整備されているのは、最初だけで、進んでいくと徐々に畦道のようになっていきます。
足場が悪くなっていくので、運動靴を履いていくのが良さそうです。私はサンダルでしたが、天気が悪いとかなり歩きづらかったと思います。
さて、お目当ての石壺です。
かなり大きなものがごろごろしています。大人の背の高さ以上ありますので、間近で見ると結構迫力があります。
大きさもそれぞれの石壺が100個以上あります。中には割れているもの、壊れているものもありますが、壺が平原に並んでいます。
しばらく見ていると、徐々に飽きてくると思います。動くわけでもありませんし、何かアトラクションがあるわけでもありません。同じエリアには小高い丘や洞窟があるので、壺に飽きたら、それらを見に行きましょう。
洞窟の手前には案内板もあります。
「The Cave」と書いてあるので、名前がついているというわけではないようです。
洞窟の入口です。
外は暑くても、入口まで来ると冷たい空気を感じられます。季節にもよりますが、日中は暑くなりますので、休憩がてら入ってみると良いでしょう。
中はあまり広くはありません。
天井には穴が開いており、そこから光が入ってくるので暗くもありません。中に入って天井を見上げてみる、ぐらいしかすることはありませんが、せっかくなので、見に行ってみるのが良いと思います。
以上が、世界遺産「ジャール平原巨大石壺群」のサイト1でした。
正直なところ、期待して行くとがっかりするかもしれません。見晴らしはかなり良いので、良い景色を見に来た、という感じで訪れると、良い気分で過ごせるような気がします。
サイト2、サイト3もありますので、次回以降紹介していきます。
今回は、以上です。
今日の観光地:シェンクアン県観光スポット⑤世界遺産観光
- ジャール平原巨大石壺群Site1 (Plain of Jars) - (シェンクアン県ポーンサワン)
場所:Phonsavan, Xiengkhounag Province