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シェンクアン県観光スポット⑦世界遺産観光 - ジャール平原巨大石壺群Site3 (Plain of Jars) - (シェンクアン県ポーンサワン)

  

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ラオスには現在三つの世界遺産があります。

その内のひとつが、シェンクアン県にある「ジャール平原巨大石壺群(Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang-Plain of Jars)」です。その名の通り、巨大な石壺が並ぶ奇抜な光景です。今回はその世界遺産の様子を紹介します。

 

シェンクアン県観光スポット⑦世界遺産観光

- ジャール平原巨大石壺群Site3 (Plain of Jars) -

(シェンクアン県ポーンサワン) 

 

です。

 

石壺群は広範囲に点在しており、いくつかのサイトに分けれれています。有名なところはサイト1、サイト2、サイト3で、それぞれ特徴があります。今回は「サイト3」のご紹介です。 

 

場所は下記になります。 

 

 

「サイト3」は、シェンクアン県の中心地ポーンサワンから見ると南方方向にあり、市街地から約30㎞で、車だと50分ほどの距離にあります。また、「サイト1」からも同様に約30㎞で、車で50分ほどの距離となります。「サイト2」からは比較的近く、車で15分程度でのところにあります。

 

「サイト1」「サイト2」の様子は下記からもお読みいただけます。

 

vte2019lao.hatenadiary.com 

vte2019lao.hatenadiary.com

 

 

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「サイト3」の入口にある受け付けです。

「サイト1」はカフェなどが併設されるなど整備されていましたが、「サイト3」はかなり簡素です。料金を支払う窓口も掘っ立て小屋のような感じです。

なお、入場料金は10,000Kipで、「サイト2」とは同額で、「サイト1」の15,000Kipよりも安くなっています。

 

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料金を支払うと、「サイト3」に入場できます。

石壺があるところまでは約400mほど歩いていく必要があります。木でできた小さな橋を渡っていきます。とても世界遺産の入口とは思えませんが、その先も世界遺産とは思えない未整備な状態が続きます。まぁ、ラオスの自然が満喫できると前向きにとらえましょう。

 

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200mほど進むと、刈り取られた田んぼのようなところに出ます。ここから、どの方向に進めばよいのか分からなくなりました。なんとなく足跡がある方向に進んで行くという感じです。なお、入場時に受付で、「ベトナム戦争時の不発弾の撤去ができていないエリアもあるので、ルートから外れないように。」との指示がありました。ただ、実際のところ正しいルートがどこなのか分かりません。

 

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歩いていると、不発弾(地雷?)の撤去が完了したという目印があちこちにあります。これに沿って歩いていれば、安全なようです。

 

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石壺に到着しました。

かなり密集して置かれています。石壺の数は「サイト2」よりも多い印象です。ただ、「サイト1」「サイト2」と順番に見てきた人からすると、正直なところ、もう飽きているかもしれません。私は、「サイト2」⇒「サイト3」⇒「サイト1」の順でまわったため、まだ大丈夫でした。

 

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「サイト3」の撮影スポットです。

何が撮影スポットかというと、中に入って写真を撮れる、というところです。石壺に触ったりすることは規制されていないようですので、入って写真を撮るのはOKでしょう。壊したり、削って石を持ち帰るなどの行為はしないようにしましょう。

なお、この石壺は高さが150cmほどあるので、子どもだとすっぽりと体が入ってしまいます。

 

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「サイト3」は石壺が見られるのは、ほぼ一ヶ所です。ただ、石壺があるところをさらに奥に進むと、かなり広い原っぱがあり。ラオスの雄大な自然を楽しめます。

ちょっとしたハイキング気分で歩いてみるのも良いかもしれません。ただ、前述の通り、不発弾が完全に撤去されていない可能性もあるので、規制されたエリアには入らないようにしましょう。

 

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奥に進んだところには、ぽつんと石壺が置かれていました。周囲に木が植えられ、ちょっとしたお地蔵さんのような扱いになっていますね。

 

以上が、世界遺産「ジャール平原巨大石壺群」の「サイト3」でした。

観光地としての整備状況は、正直なところ良いとは言えません。石壺にたどり着くまでのルート案内は何もないので、迷わないように注意しましょう。

私が訪れたときは、他の観光客が一切おらず、誰ともすれ違いませんでした。Covid-19以前であれば外国人観光客も多く、ルートが分からなくなるということも無かったのかもしれません。

 

ということで、「ジャール平原巨大石壺群(Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang-Plain of Jars)」のご紹介でした。

 

「サイト1」「サイト2」「サイト3」をまわりましたが、正直なところ、3サイトをまわる必要はないかもしれません。どれかひとつであれば「サイト1」だけがお勧めです。あるいは、「サイト2」と「サイト3」は近いので、「サイト1」をやめて、観光客が少ない「サイト2・3」をまわるのも良いかもしれません。

 

ちなみに「サイト8」というのもあるようなので、石壺マニアの方は、そのあたりにもチャレンジしてみてください。

 

ラオスの世界遺産は、ルアンパバーンの街ワットプー、そしてこのジャール平原石壺群の3つで、私もコンプリートすることができました。ラオス4番目の世界遺産がどこになるのか、期待して待ちたいと思います。

 

今回は、以上です。

 

今日の観光地:シェンクアン県観光スポット⑦世界遺産観光

       - ジャール平原巨大石壺群Site3 (Plain of Jars) - (シェンクアン県ポーンサワン)

場所:Phonsavan, Xiengkhounag Province

 

 

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