ラオスは中国に隣接しています。現在は中国の世界進出も凄まじい勢いですが、はるか前から、中国人は周辺国へ商売をしに行ったり、その地へ移住したりしています。そのため、その地に根付いた中華食堂が世界各地にあります。
今回は、そんな感じの歴史がありそうな中華料理店です。
今回ご紹介するのは、
歴史を感じさせる中華食堂
- 陳平餐館(Tang Ping Chinese Restaurant)-
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
ビエンチャン市街中心部、ツーリストエリアないと言ってよい位置にあります。ただ、その割にかなりローカル感のある通りに面していて、コロナ以前の旅行者が多いときから、あまり外国人旅行者は多くなかったと思われるエリアです。
お店の外観です。
パッと見は普通の家ですね。外に「Chinese Restaurant」「陳平餐館」という看板があるので、場所はわかりやすいと思います。ただ、入るのなかなか勇気のいりそうなたたずまいをしています。
お店の雰囲気です。
居間に通されたような感じです。スタッフなのか家族なのか分かりませんが、テレビを見てくつろいでいる雰囲気ですね。家具類は漆塗りで古さもあり、歴史を感じさせます。
メニューです。
ラオス語と中国語のみで記載されています。英語はありません。写真もほとんどありません。ただ、日本人なら、なんとなく漢字から料理の内容が想像できるでしょう。
今回は、カオパットムーデーン(赤豚チャーハン)を注文しました。
ムーデーンは、中華料理で時々見られるチャーシューで、それが入ったチャーハンになります。
で、お味の方ですが、これがかなりいけます。ラオスのチャーハンは油多めでベチャッとしているのが定番ですが、ここのチャーハンはパラパラです。味もしっかりついています。そして、細かく刻まれたムーデーンの味もしゅんでいて、ラオスでは簡単には出会えないタイプのチャーハンでした。
価格は20,000Kipです。
昔のビエンチャンには、実はたくさんあったのではないかなと思わせるような中華食堂でした。どローカルな雰囲気の食堂でご飯が食べたい、というときは非常にお勧めできるお店です。愛想とかは一切ないですが、ラオスの経験値が少し上がりそうな気がするお店です。
探せばこういった感じの中華食堂はまだまだ残っているのでしょう。
メニューの種類も豊富ですので、違うメニューもチャレンジしてみたいと思います。
今回は、以上です。
今日のお店: 陳平餐館(Tang Ping Chinese Restaurant)(ビエンチャン・ラオス)
場所:Near Khumbulom Road, Vientiane Capital