ラオスはCovid-19の影響でロックダウン中です。特に感染地域間での移動が制限されており、なかなか旅行などもできない状況です。ラオス政府も規制緩和をしており、感染のない地域では極力普通の生活ができるようにしていますが、いざ、感染が発生すると、そのエリアへの移動は原則できなくなってしまいます。
そのため、私はビエンチャン都内からほぼ出ることもなく過ごしています。
そういった機会でもあるので、観光名所が無いと言われるビエンチャン都内の観光地を消化します。
今回ご紹介するのは
ビエンチャンの観光地
- タートダム(ສວນທາດດຳ) -
(ビエンチャン・ラオス)
場所は下記になります。
ビエンチャン市内の中心部にあります。大通りからは離れているため、近くまで行かなければ存在が分からないものの、それなりに目立つため、ランドマークにもなっています。ビエンチャン市内で道に迷った時の目印のひとつです。
ビエンチャン市内の道路を歩いていると、不意に見えてくる塔のようなものが、今回の「タートダム」です。ラオス語で「タート」は「塔」、「ダム」は「黒」の意味があり、日本語では「黒塔」という名前でガイドブックには紹介されています。
私が「タートダム」を初めて見たのはもうかなり前ですが、そのころは、このような草生した状態ではなかったような記憶があります。元々は名前の通り、黒っぽかったのだと思いますが、現在は、草が生えてきており、少し緑色に見えています。かなり長い年月風雨にさらされていますので、土の隙間から草が生い茂るようになりました。
ガイドブックによると、1930年代に作られたようですが、詳しいことはわかりません。
「タートダム」の周辺は、小さいながらも公園のように整備されており、ベンチも置かれています。Covid-19以前なら、外国人観光客が訪れていましたが、現在は、ほぼ誰もいません。
観光資源の少ないビエンチャンの数少ない観光スポットとして、機能していたのだと思いますが、在住外国人やラオスの人々が訪れるような観光地にはなっていないようです。
ただ、「タートダム」周辺にはワインバーなどのお店もあり、こちらはかなりいい雰囲気です。夜になるとライトアップされた「タートダム」を眺めながら食事やワインが楽しめるお店です。
ビエンチャンはラオスの首都ですが、観光地としては、北部のルアンパバーンや南部のワットプー、中部のシェンクアンなどに置いていかれている感もあります。ビエンチャンでも観光需要をということで、徐々に整備されてきていますが、イマイチ、インパクトに欠ける観光地が多いのが実情です。
今回は、ビエンチャンの観光地として「タートダム」をご紹介しました。10分あれば充分な観光地ですが、初めてビエンチャンに訪れる、という方はぜひ訪れてみてください。
今回は、以上です。
今日の観光地:タートダム(ສວນທາດດຳ) (ビエンチャン、ラオス)
場所:Samsenthai Road, Vientiane Capital