ラオスは麺料理が豊富です。
街中でよく見かけるのは「カオピヤック」と呼ばれる米で作られた麺ですが、それ以外にも「カオソーイ」と呼ばれるラオス北部の麺料理もあります。以前は、ビエンチャンや南部の都市では、あまり見かけなかったようですが、現在は、ビエンチャンでもよく見かけ、ランチに食べることもあります。
一般的な麺料理はスープがありますが、アレンジ版として、汁なしバージョンも存在します。
今回はラオス北部の名物料理「カオソーイ」の汁なしバージョンです。
今回ご紹介するのは、
ラオス北部のスペシャル麵(アレンジ版)
- カオソーイヘン -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
まずは、一般的によく見かける「カオソーイ」です。
普通にスープがあり、肉味噌が乗っています。
今回の汁なしバージョン「カオソーイヘン」はこんな感じになります。「ヘン」はラオス語で「乾いた」というような意味で、スープがないので、このように呼ばれています。
スープが無く、かかっている肉味噌を混ぜて食べます。肉味噌の味がダイレクトに来ますね。私は初めて食べましたが、違う麺料理のようになり、これはOKだと思います。
なお、他の麺料理であれば、汁なしバージョンも普通ですが、カオソーイの汁なしバージョンは今まで出会えませんでした。肉味噌の味が命になりますので、よっぽど自信がないと出せないメニューなのかもしれません。
また、日中、暑いときに食べる場合、スープがあると、さらに暑くなってしまいますが、これなら、それほど汗もかかずに食べれるような気がします。
今回はフードパンダで注文しましたので、こんな感じで届きました。熱いスープがビニール袋に入れられてくるのが嫌な方も、これは熱くないので、良さそうですね。
お店自慢の肉味噌も、たくさん入っています。これだけをご飯に塗って食べても良さそうです。
最後に、肉味噌を乗せたところと、混ぜたところです。
混ぜると見栄えが悪いのが欠点でしょうか。この辺は、スープがある方がきれいですが、味はそれぞれに特徴があるので、その日の気分やお好みで選ぶのがよいでしょう。汁なしバージョンの方が、味は濃いめになりますね。
ということで、今回はラオス北部のスペシャル麵「カオソーイ」の汁なしバージョン「カオソーイヘン」でした。
今回は、以上です。
今日の料理:カオソーイヘン (ビエンチャン・ラオス)
場所:Vientiane Capital