12月2日、ラオスは祝日でした。「ワンサート(NationalDay、建国記念日)」ということで、ラオス建国の日となっているようです。
今回は、2021年のラオス建国記念日の様子です。
ラオス建国記念日(ワンサート・ວັນຊາດ) 2021年
(ビエンチャン・ラオス)
です。
これまで、「タートルアン祭り」や仏教行事である「カオパンサー」「オークパンサー」などを記事にしてきました。今回の「ワンサート(建国記念日)」はお祭り的な要素はありませんので、あまり面白みはないかもしれませんが、ラオスの一日としてお届けします。
12月2日の建国記念日に向け、街では国旗の掛け替えが行われます。トップの画像のパトゥーサイ前の国旗もそうですが、街のいたるところで、新品に付け替えられた国旗を見かけます。なんでも、古いままにしておくと、警察?から指導が入るようです。
1年間、雨風にさらされていたわけですし、どこかのタイミングで新調するのは良いかもしれませんね。
一般国民や在住外国人に影響を与える行事などがあるかというと、特にありません。少なくとも、私にとっては普通の休日でした。公務員や政府関係者の場合は、式典などがあるのかもしれません。
ただ、毎年、この12月2日に合わせて、国家プロジェクトのオープニングセレモニー等が行われます。昨年は、ラオス初の高速道路(首都ビエンチャン~ビエンチャン県バンビエン)がこの日に合わせて正式開通しました。
高速道路の様子は、以前に記事にしておりますので、下記からもお読みいただけます。
そして、今年の2021年はラオス初の高速鉄道が開通します。
※鉄道自体は既にラオスにもあるので、「初の高速鉄道」としています。
このニュースは、日本でもYahooニュースにも取り上げられており、目にした方もお丘と思います。もちろん、日本やラオス、中国だけでなく、隣国タイのテレビでも盛んに報道されています。面白いのは、日本の報道はだいたいが「債務の罠」や「採算性」といった論調であるのに対し、タイの放送局では物流の活性化等、比較的、好意的に報じられている点です。
できるだけ早く、この鉄道にも乗ってみたいですが、当面の間は乗車するのにもPCR検査が必要ということで、しばらくはハードルが高そうです。
また、駅もかなり不便なところにあり、送迎してくれる人がいない場合は、タクシーやトゥクトゥクなどを利用する必要がありそうです。
駅舎の中等を見るだけなら、PCR検査等も不要だと思いますので、近いうちに見には行きたいと思っています。
ということで、2021年12月2日、ラオスの建国記念日の様子でした。
今回は、以上です。
今日の文化:ラオス建国記念日(ワンサート・ວັນຊາດ) 2021年 (ビエンチャン・ラオス)
場所:Vientiane Capital