ルアンパバーンはラオスの小京都と呼ばれるほど、お寺がたくさんあります。ラオスの他の都市でも、お寺はよく見かけますが、ルアンパバーンのお寺の密度はかなり高く、お寺が隣り合っている場合もあります。
今回のお寺は、そんなルアンパバーンの中でも代表格のお寺です。
今回ご紹介するのは
ルアンパバーンを代表するお寺のひとつ
- ワット・シェントーン(ວັດຊຽງທອງ) -
(ルアンパバーン・ラオス)
です。
場所は、下記になります。
場所は、ルアンパバーンで旅行者が滞在するホテルなどが密集する、いわゆる「半島部分」の先端あたりに位置します。
まずはお寺の入り口です。入り口は3箇所ほどあるようですが、メインの入り口は、メコン河沿いのケムコーン通り側のような気がします。左の写真のような、急な階段を登って行きます。
今回、私はその反対側サッカリン通り沿いから入りました。右側の写真になりますが、裏手から入ったような感じです。
境内はかなり広々しており、伽藍の間隔もゆったりしています。さすがはお寺の多いルアンパバーンでも、その名を馳せているだけあります。
訪れた日は年末年始休暇の時期であったこともありますが、多くのラオス人観光客が訪れていました。
境内に入って、まず目につくのは、末広がりになった屋根が特徴の建物です。ルアンパバーン様式という名前がついているようで、ルアンパバーンのお寺のほとんどで、この形が取り入れられています。
大きな本堂の他に、大小様々な建物があります。人が2,3人程度しか入れなさそうな小さなお堂もあったりして、なかなか興味深いですね。
建物の中に入ります。
この日は天気もよく、気温も乾期にしては高かったです。でも、お堂の中に入ると不思議と空気が冷たく、心地よいです。しっかりとお参りしているラオスの人々の邪魔をしないように、涼ませてもらいました(もちろん、しっかりお参りもして)。
隣のお堂には、お祭り?で使うのか船のようなものが置かれていました。どれも金ピカできれいです。
この「ワット・シェントーン」はルアンパバーンのお寺の中でも代表的なものですが、そのため、しっかり整備もされています。トイレもきれいなものがあります。
ラオス最初の世界遺産に指定されたルアンパバーンですので、お寺の看板や案内板にも英語表記があります。現在は、外国人旅行者の入国ができませんので、観光に来る人の多くはラオスの人々になりますが、いずれは、外国人旅行者が戻ってくることでしょう。
最後に、ワット・シェントーンから見たメコン河です。
乾期で水が少なめなので、周りの木々と同化していますが、雨季の終わりだと、メコンの茶濁した流れが強調され、コントラストがくっきりしていることでしょう。違う季節にも来てみたいと思います。
ルアンパバーンの代表的なお寺「ワット・シェントーン」でした。
今回は、以上です。
今日のお店: ワット・シェントーン(ວັດຊຽງທອງ)
場所:Khem Khong Road, Luang Prabang