皆様、明けましておめでとうございます。
ラオスは仏歴2565年を迎えました。
ラオスやタイに関心のある方はご存知だと思いますが、新年は4月になります。もちろん、世界的なつながりから、1月1日の新年も同じようにありますが、盛大に祝われるのは4月のピーマイラーオ(ラオス新年)になります。
今回は、ラオスのピーマイラーオの様子です。
2022年ラオス新年(ピーマイラーオ)の様子①
(ビエンチャン・ラオス)
です。
新しい年になるのは4月14日(木)のようで、今回は、その前日、13日の町の様子になります。
まず、ラオスでは、新年をアロハシャツやそれに近い服装でお祝いします。一言で言うと、かなり派手な格好です。毎年のことなので、前年のものを着回しできそうですが、ラオスの人々は、必ず新しいものを買うようです。これは、新年なので、慣習的なものがあるのでしょう。
また、併せて、街中では、ビニールプールが売られています。お子さんがいる家庭向け、と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。水を貯めておく必要があるので、多くの家庭やグループで買っていくようです。
何に使うかというと、水かけ用の水を貯めるためです。
ただ、今年は、Covid-19のこともあり、政府から水かけは禁止の通達が出ています。例年のような大規模な水かけ祭りを行うことはできません。
これらの他、お参りのためのお供え等もあちこちで見かけます。本来は、お寺などにお参りし、お供えし、お坊さんから水をかけてもらう(ほうきのようなもので水滴が飛んでくる)、というのがメインのはずですが、派手なお祭り騒ぎの方が有名になってしまいました。
今年はCovid-19の影響とは言え、本来のピーマイラーオの姿になるかもしれません。
4月13日の街中は、まだ静かな感じでしたが、新年の準備のために買い出しをしている人なども見られました。
ラオスのCovid-19ですが、2020年3月からの初期のパンデミックは、徹底した隔離とロックダウンで数か月で勝利宣言に至りました。その後、市中感染ゼロが10ヶ月ぐらい続いたものの、去年2021年のピーマイラーオの期間中に、市中感染がおこり、食い止めることは難しくなりました。それから1年、増減はあるものの、Covid-19とともにの生活になっています。まだまだ、収まりそうにありません。ラオス新年(2565年)からは、どうなっていくのでしょうか。
今回は、以上です。
今日の生活:2022年ラオス新年(ピーマイラーオ)の様子①(ビエンチャン、ラオス)
場所:Vientiane