ラオスは、かつてフランスの植民地であったこともあり、ヨーロッパ系の雰囲気や食文化等は残っています。その最たるものはフランスパンですね。
ただ、海が無いことや、国土全体が山がちなこともあり、主要な交通路が通ることもなく、外界から少し距離があるのも事実です。そういった環境ではありますが、現在では、ヨーロッパ系のお店、中国系、日本等と並び、インド系のお店もたくさんあります。
今回は、インド系のお店のご紹介です。
※インドを初めとして、パキスタン、ネパール、バングラデシュ、スリランカなどをインド系としています。
今回ご紹介するのは
ラオスのスリランカ料理
- テイスト・オブ・セイロン(Taste Of Ceylon) -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は、下記になります。
場所は日本大使館の近くになります。少し歩けば、「タート・ルアン」などもあるエリアになります。メイン通りからは路地を100mほど入ったところになりますので、お店の周辺はひっそりとしています。
お店の外観です。
外観だけだと、日本にもありそうな一軒家ですね。壁も白っぽいですし、これだけ見ると、日本の、郊外の閑静な住宅街にあるお家、という感じもします。
メニューです。
カレー系のメニューが並びます。
今回はカレーとライスのセットにしました。55,000Kipです。
注文後に、辛さを聞かれました(Spicy or not?)。その時はスパイシーと答えました。
セイロン料理は、あまり食べたことはなかったので、その特徴はよくわかっていませんでしたが、唐辛子系の辛さは、それほどきつくないようです。実際に食べてみましたが、それほど辛くなく、程よい辛さと言った感じです。
15分ほどで出てきました。
中央のご飯は、かなりパラパラのお米です。それにおかずが5品です。
左から順番に見ていきましょう。
まずはカレーです。
これが一番、日本のカレーに近い味でした。ジャガイモとチキンのカレーです。
食べやすい味付けでした。
次が謎の野菜です。
全体を食べられるのかなと思ったら、外側の皮の部分は食べられませんでした。中にイモのような食感のものが入っており、それを食べる感じです。これが、タイのグリーンカレーのようなスープで味付けされています。ココナッツミルクの感じです。
次は香草と玉ねぎのサラダのようなものです。
これはカレー味ではありません。5品の中でカレーの感じがしないのはこれのみで、良い箸休めになりました。
4品目が、まさにインド系カレーという感じのものです。
一応、これがメインディッシュになるのでしょうか。
しっかり煮込まれた野菜類とチキンが具材です。辛さもありますが、ちょうど良い辛さです。
最後は、えびせんのようなものです。
これはおかずなのかどうかわかりませんが、本当にえびせんのような味で美味しかったです。
最後は、中央にあった、ごはんです。
ラオスのお米は日本のお米に比べると、長くてパラパラとしていますが、これは、比べ物にならないぐらいパラパラです。汁物料理と合うご飯です。
量が多く見えましたが、パラパラなので、それほど重たくなく完食できました。
食後にはセイロンティーをいただきました。
生姜入りということで、少しぽかぽかした感じになります。
濃厚なカレー系料理の後に、濃厚な紅茶で締める、という、セイロン料理でした。
最後に店内の様子です。
紅茶や香辛料なども販売されています。
店内は清潔で、変にインド系の雰囲気も出していないので、落ち着いて食事できそうです。
今回は、以上です。
今日のお店:テイスト・オブ・セイロン(Taste Of Ceylon)
場所:Sisangvong Road, Vientiane