今回は、「ビエンチャン路地紹介」の第15回目です。
ビエンチャン市内にある路地の紹介をします。もちろん、何の変哲もない路地では面白みもありませんので、特徴のある路地を順番に紹介していきたいと思います。
ビエンチャン路地紹介の第15回目は
ビエンチャンの路地紹介(第15回)
- ファーグム通り(Fa Ngum Road)-
(ビエンチャン・ラオス)
です。
なお、これまでの第1回から第14回までは右側のカテゴリー「路地紹介」からお読みいただけます。「路地紹介」の文字部分にもリンクをつけています。
今回の場所は下記のオレンジ色部分になります。
場所はビエンチャン市内中心部、メコン河にほど近い場所になります。メコン河沿いから数えると2番目の道になります。外国人旅行者も非常に多く、特に夕暮れ時は、外国人、ラオス人に限らず多くの人々が集まります。
なお、今回、路地紹介という名前ですが、実際のところは路地ではなく大通りです。
さて、今回の「ファーグム通り」、メコン河から数えて2番目と書きましたが、かつては、メコン河沿いの通りというと「ファーグム通り」でした。上の2枚の写真はかなり古い写真ですが、「ファーグム通り」、堤防、メコン河、という順番でした。また、現在は中洲のようなもので河の水はほとんど見えませんが、以前は、水面がすぐそばにある、という状況でした。水害対策などで、現在の形になったのでしょうか。
今回のスタート地点付「チャオ・アヌウォン公園(ສວນເຈົ້າອະນຸວົງ)」です。
左側の写真「アヌウォン像」がある通りはファーグム通りではありません。ファーグム通り側は公園の入り口のようになっています。また、そこにはラオスではまだ珍しい押しボタン式の信号があります。
しばらく西向きに歩いていくと、ラオス最大の銀行「BCEL」の本店が見えてきます。ラオスでは一つ目の銀行古座はBCEL、というぐらい、みんなが口座を開設している銀行です。
この通り沿いはお寺もたくさんあります。
このあたりは裕福なエリアでもあるので、お寺も豪華に見えます。
観光客も多い通りで、おしゃれなブティックなどもオープンしています。
BCEL銀行から西に進むにつれ、レストランが多くなってきます。外国人旅行者も見かけるエリアですので、ラオス語以外の看板も目立ってきます。
バングラデシュ料理店のダッカレストランなどもあります。
ビール好きの人にはベルギービールのお店もあります。西洋人が明るいうちから飲んでいるのも見かけます。ベルギービール以外も豊富なようです。
私が以前、旅行者時代によく行っていたマッサージ店です。価格が安かったというのが一番の理由ですが、今も70,000Kipほどで1時間のマッサージが受けられます。
メコン河の方には、公園、ナイトマーケット、中国風寺院などがあります。
ナイトマーケットやメコン河沿いに出たい場合は、このあたりから河沿いに行くことができます。
コロナでロックダウン以降、メコン川沿いの飲食店の屋台は少なくなりましたが、メコン河に垂直に交わる南北の通りには屋台街ができています。ここ最近できたもので、暗くなり始めるころからラオス人が集まってきます。
この辺りまで来ると、ナイトマーケットも間近に見えてきます。
かなりたくさんの露店が出ていますが、それ以上にお客さんが多いです。
ファーグム通り自体はワッタイ国際空港があるあたりまで、メコン河に沿って続いていますが、紹介はこの辺りまでにしたいと思います。
上の写真のあたりには餃子や麻婆豆腐がおいしい「遼寧餃子館」などもあります。
この先もレストランやバーが続いていますので、興味がある人はぜひ、どんどん西へ行ってみてください。
なお、遼寧餃子館の横の路地についても、以前、路地紹介シリーズでご紹介しています。こちらも、飲食店が豊富な路地ですので、併せて、ご覧ください。下記からお読みいただけます。
ということで、ビエンチャンの路地紹介、第15回「ファーグム通り(Fa Ngum Road)」でした。コロナの影響もあって、閉店しているお店やホテルなどもいくつかあります。観光客も戻りつつあるので、また、復活してくれることでしょう。
今回は、以上です。
今日の路地紹介:ファーグム通り(Fa Ngum Road)(ビエンチャン・ラオス)
場所:Fa Ngum Road , Vientiane Capital