今回からしばらくの間、旅行記になります。

今回は、ラオスの首都ビエンチャンともメコン河を隔てて国境を接するルーイ県となります（ルーイ県と首都ビエンチャンが接している部分は５ｋｍ程度ですが）。そのルーイ県の「チェンカーン」が目的地です。

タイ・チェンカーン旅行記「プロローグ」

（タイ・ルーイ県）

初回はプロローグということで、いろいろな状況等を書いていき、実際の旅行記は次回からとさせていただきます。

タイのチェンカーンですが、ラオスの首都ビエンチャンからの直線距離は80㎞程度です。ラオス・タイ間の渡航が可能になったので、ラオスから旅行する際の目的地のひとつとすることもできそうです。ただし、直線的に進むことはできず、ウドンターニー経由が最適ルートとなることもあり、実際の移動距離は200ｋｍを超えます。

今回、私はタイのバンコクからチェンカーンに向けて出発しました。まず、バンコクからウドンーターニーへ移動し、その後、ルーイ県の中心地「ムアン・ルーイ」、さらにメコン河沿いのチェンカーンへ向かうという行程です。

ラオスの首都ビエンチャンから出発する場合は、一旦、タイのウドンターニーまで行き、あとの行程は同じ、という感じになります。ビエンチャンの対岸の街「ノンカーイ」からメコン河に沿ってチェンカーンに移動することもできるようですが、道路もあまり良くなく、バスの本数も少なく、時間もかかる、ということなので、ウドンターニー経由がおススメルートとなります。

今回の旅の目的地「タイ・ルーイ県チェンカーン」ですが、場所は下記になります。

過去にテレビドラマの舞台になったことで、聖地巡礼的な感じでタイ人に非常に人気の観光地となっています。メコン河沿いにウォーキングストリートがあり、夕方以降は多くの観光客でにぎわいます。

メコン河を挟んだ対岸のラオスの村からは、定期的に舟が来ています。外国人はこの国境を超えることはできませんが、地元のタイ人・ラオス人は行き来が可能なようです。