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海外で健康生活【減塩編】 (バンコク・タイ)

 

 

今回は食の健康についてのお話です。

海外で生活する人も日本で暮らす人も、食生活に気を使うこともあるかと思います。年齢がそれなりになってくると、そろそろ何も気にせず食べるということも控えなくてはならないこともあるでしょう。

日本で販売されている食品には、最近では多くの商品に「食塩相当量」という表示があるかと思います。塩分を控えめにしたい場合は、これを参考に調節することも可能です。

 

タイで生産、販売されている商品には、もちろん日本語で「食塩相当量」というような記載はありません。それでも、食塩の量を確認する項目があります。

 

今回ご紹介するのは 

 

海外で健康生活【減塩編】

(バンコク・タイ)

 

です。   

 


タイで売られているインスタントラーメンとスナック菓子です。

左のインスタントラーメンは味の素ブランドです。ラオスにはタイ製品が多く輸出されているので、ラオスでも見かけることがあるでしょう。

 

今回は、これらの商品の塩分を確認してみます。

 

 

どこを見るかというと、「โซเดียม(Sodium)」と書かれた項目を探します。これは、スナック菓子の成分表ですが、170㎎となっています。

であれば、食塩相当量は170㎎(0.17g)かというと、そうではありません。

 

「โซเดียม(Sodium)」は「ナトリウム」で、いわゆる「塩」ではありません。「塩」に換算するには、

 

โซเดียม(Sodium)(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)

 

になります。なぜ、2.54をかけるかはよくわかりませんが、多分、塩化ナトリウムの塩化(塩素)の分かもしれません。知らんけど。

 

上記の公式にあてはめると、このスナック菓子の食塩相当量は「0.43g」になります。

 

ちなみに、その横にあるパーセンテージ(ここでは9%)は、一日の推奨量に対する割合です。

 

 

続いて、インスタントラーメンの成分表です。

こちらはタイ語表記しかありません。頑張って「โซเดียม」を探してください。

780㎎になっており、同じく公式にあてはめると「1.98g」になります。

 

ここで思うのは、思いのほか少ないということですね。日本のインスタントラーメンだと「5g前後」の塩が含まれていても不思議ではありません。一日の推奨量に対する割合は39%で、例えば、これを昼食とするなら、同じような塩分量で夕食を、この半分で朝食を済ませれば、推奨量に収まることになります。

 

ちなみに、このタイの推奨量の表示はアメリカの基準になっているようで、アメリカの成分表では、一日の「โซเดียม(Sodium)」は2400mg以下(塩分量で約6g)となっているようです。日本は、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満とされているようなので、日本の方が基準がゆるめになっています。

 


ということで、タイの栄養成分表の中で、食塩相当量を見つける方法でした。

タイの商品は思っていたより塩分控えめでした。塩以外にも唐辛子等、他の香辛料も豊富にあるため、塩分に偏っていないのかもしれません。ただ、飲食店等では、自分でナンプラー等を追加している光景もよく見かけますし、塩分以上に糖分の摂取量も多くなるイメージですので、気をつけて健康に過ごしたいと思います。

 

なお、ナトリウムから食塩量の換算方法に関しては、下記のサイトを参考にしています。ナトリウムの数値を入力すれば、ボタンひとつで表示してくれます。

 

www.muen-genen.com

 

 

今回は、以上です。

 

今日の生活:海外で健康生活【減塩編】  (バンコク・タイ)

場所:Bangkok, Thailand

 

 

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