ここ10年ぐらいでバンコクの歩道はかなり歩きやすくなりました。歩道上を占拠していた屋台や露店などが営業できなくなったのが要因のひとつかもしれません。バンコクの魅力でもあった部分でもありますが、時代の流れというものでしょうか。
さて、今回は、雑然とした市場が、その雑然さは残しつつ、きれいにリニューアルされた「ウドムスック市場」についてです。
今回、ご紹介するのは
リニューアルされた庶民の台所
- ウドムスック市場（ตลาดอุดมสุข） -
（バンコク・タイ）
です。
場所は下記になります。
場所は、BTSの「ウドムスック（UdomSuk）」駅」の真下から南東方向にかけてです。市場は長さ200m程度、幅は50mもないぐらいです。路地がそのまま市場になったような感じです。
BTSのウドムスック（UdomSuk）駅側から入ってみましょう。
こちら側はセブンイレブンやバス停があるため、常に混雑しています。
市場を入ったところです。
以前は通路が狭く、かなりぎっしりとお店（露店）が並んでいました。また、照明も薄暗く、足元も水浸し、虫も飛んでいて、売られている肉類の匂いが漂っている・・・という感じでした。
現在は、かなりすっきりした印象です。
BTS側には、その場で食事ができるよう、テーブルと椅子が置かれています。その近くには、「カオゲーン」と呼ばれる、ご飯におかずを数種類、選んでかけるスタイルのお店もあります。タイの屋台料理を食べたい人にはお勧めです。
夕方5時半ごろということもあり、早めの夕食を済ませる人で賑わってきました。
屋根もあるので雨季でも安心ですが、風通しはそれほど良くないので、暑い時期の日中は、かなり熱がこもっているかもしれません。
お寿司屋台や、店舗型の食堂もあります。
値段も安いので、気軽にタイ料理が食べられます。
2月ごろからは、マンゴーが旬を迎えます。
甘く熟したマンゴーが市場に並び始め、値段も、それまでよりも安くなってきます。2月～5月ぐらいまでが旬のようですが、おすすめは3月ごろのマンゴーだそうです。
野菜類も豊富です。
以前から野菜は売られていましたが、照明や周りの雰囲気が変わったことで、よりおいしそうに見えています。商品自体の質は変わっていないと思いますので、見せ方は売上にだいぶ影響しそうですね。
魚介類、お肉もあります。
鮮度が気になるかもしれませんが、氷で冷やしているので、多分、大丈夫でしょう。気になる人は、午前中に行くと、少しは良いかもしれません（前日の残りをつかむ可能性もありますが）。
市場の反対側の入り口まで来ました。
こちらはウドムスック通り（スクンビット・ソイ103）で、この付近は歩道上に屋台や露店が出ています。スクンビット通りは出店できなくても、一歩、ソイ（路地）に入ると、今でも営業可能なんでしょうか。ただ、私はこちらの方が活気があって好きです。
ということで、すっきりときれいになった「ウドムスック市場」のご紹介でした。
近くには手ごろな家賃のコンドミニアムもあり、在住日本人も多いエリアです。旅行者もBTSで簡単に来れるので、タイの雰囲気を味わうには、ちょうど良い市場だとおもいます。
今回は、以上です。
今日の生活： リニューアルされた庶民の台所 - ウドムスック市場（ตลาดอุดมสุข） - （バンコク・タイ）
場所： Udom Suk Soi 1, Bang Na, Bangkok, Thailand
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