SabaayDii LAO Fromラオス、ビエンチャン

ラオスのビエンチャンからいろいろな情報を発信します!

バンコクの市内電車・無料運行開始 - MRT・イエローライン - (バンコク・タイ)

 

 

バンコク都内を走る市内電車と言えば「BTS」「MRT」を思い浮かぶと思います。

1999年に最初の市内電車「BTS」が開業して、その後、しばらくは既存路線の延長等にとどまっていましたが、近年は新路線の開業がどんどん進んでいます。最近では都心から少し離れた郊外を走る路線の建設も進んでおり、今回の「MRT・イエローライン」もそのひとつです。

 

何度も運行開始時期がアナウンスされては、延期されていましたが、この6月3日(土)についに運転が開始しました。ちなみに、当初は2022年11月という予定でした。

 

今回、ご紹介するのは

 

バンコクの市内電車・無料運行開始

- MRT・イエローライン -

  (バンコク・タイ)

 

です。

 

 

まず、「MRT・イエローライン」の路線図です。

バンコク中心地の外側を半円上に走ります。そのため、中心地であるスクンビット通りやシーロム界隈が主な滞在となる旅行者やバンコク在住者にとっては、さほど意味のある路線とは言えません。

利用する機会として敢えて上げるなら

・鉄道市場(タラートロッファイシーナカリン)

・空港鉄道のエアポートリンクレイルへの乗り換え

等でしょうか。

 

この6月3日から約1ヶ月の間は乗車料金が無料ですので、興味がある人は試しに乗ってみても良いかもしれません。

なお、運行区間ですが、全線ではなく南側の「フアマーク駅」から「サムローン駅」の区間となっています。ご注意ください。

※2023年6月19日から、イエローライン全線、「ラップラオ駅」まで利用できるようになりました。

 

 

 

それでは、駅の様子や、乗車した雰囲気をお伝えします。

まず、駅ですが、モノレールであるため、全駅、高架の駅になっています。

駅への橋には昇りのみエスカレーターが設置されています。また、すべての出入り口ではないですが、エレベーターもあります。

 

 

駅の改札口へは、このような階段を上がっていきます。エスカレーターはありますが、洪水対策のため一番下まではきていません。

改札手前には、一応のセキュリティチェックがあります。

 

 

駅のプラットフォームです。

結構、高い位置に作られていることと、シーナカリン通りは比較的、高い建物が少ないので、かなり遠くまで見渡せます。

 

 

駅の施設として、チケット自動販売機があります。

画面をタッチして目的の駅を選びます。タイ語と英語は対応しています。他の言語は確認していませんが、日本語はもちろんありません。

無料期間中は、お金を入れなくてもチケットは出てきます。改札を通る必要があるので、チケットを受け取る必要はあります。

なお、BTSのカードを持っている人もいたので、それも使えるようです。

 

 

プラットフォーム上はこれといった施設はありません。

時計と、次に来る電車の予定時刻が表示されています。

運行間隔は日中は10分に1本、夕方は8分に一本ぐらいでした(朝もそれくらいでしょう)。

 

 

車内の様子です。

この日は初日で土曜日ということもあり、結構な数のお客さんが乗っていました。

特に先頭部分はかなり景色が良いので人が集まっています(左の写真)。カメラで撮っている人も多かったので、この後、いろいろなところにアップするのでしょう。

 

 

とりあえず、今回の運行区間の北側「フアマーク駅」まで来ました。

この駅のポイントは空港鉄道である「エアポートリンクレイル」との接続です。ただ、残念ながらエアポートリンクレイル駅への通路は利用できないようです。そのため、かなり迂回する必要があります。ただ、ここが通れたとしても、両駅の距離は500m程度あるため、大きな荷物がなくても快適とは言えません。地下通路でもないため、かなり暑いですし。。。

 

 

「フアマーク駅」から南下し、沿線上唯一(?)の観光スポットである「鉄道市場(タラートロッファイシーナカリン)」がある「ラマ9世公園駅」で下車してみます。

ちょうどこの日は土曜日で鉄道市場も開催されており、ここで下車する乗客もたくさんいました。近くには「シーコンスクエア」などのデパートもあるので、この駅は利用者が多そうです。

なお、「鉄道市場(タラートロッファイシーナカリン)」の様子は以前に記事にしており、下記からもお読みいただけます。

vte2019lao.hatenadiary.com

 

 

 

「ラマ9世公園駅」からふたつ南側の駅「シーイアム」です。

ここには「ワットシーイアム」というわりと大きなお寺があり、また、バンナートラート通りという大通りの交差点でもあるため、周囲は高層ビルなどもたくさんあります。

この日は「ウィサカーブーチャ」という仏教の日(仏誕節)であったため、お参りに訪れる人も多くいました。

 

 

また、この駅には立体駐車場があり、パークアンドライドでの利用も可能となっています。郊外在住で自家用車がある人は、この駅を利用するのも良いかもしれません。

 


最後に今回の運行区間の南側の終点「サムローン駅」です。

ここはBTSスクンビット線との接続駅になっています。こちらは空港鉄道のエアポートリンクレイル「フアマーク駅」とは違い、比較的近い場所にそれぞれの駅があります。でも、できれば、もうちょっと頑張って、BTSの真下か真上まで行ってほしかったですね。

 

 

ということで、ようやく開業した「MRT・イエローライン」についてでした。

開業初日でしたが、電車の運行は特に違和感なく行われていました。駅のエスカレーターが故障していたりはしていましたが、その辺は許容範囲でしょう。

料金も無料ですし、ぜひ、お近くの方は乗ってみてください。

 

今回は、以上です。

 

今日の生活: バンコクの市内電車・無料運行開始 - MRT・イエローライン -   (バンコク・タイ)

場所: Bangkok, Thailand

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村


ラオスランキング

 

 c

privacy policy プライバシーポリシー お問い合わせ