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タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号31) ‐ バンコク・クルンテープアピパット⇒ハジャイ -(バンコク・ハジャイ、タイ)

 

 

今回はタイ南部の都市、ハジャイ(ハヤイ、ハートヤイ)へ、バンコクから向かった際に利用したタイ国鉄の夜行寝台列車乗車記になります。

 

乗車した列車の情報は下記になります。

 

・時期 2024年2月

・乗車区間 バンコク(クルンテープアピワット)からハジャイ

・列車番号 31

・列車タイプ 特別急行 寝台上段

・料金 1,003バーツ

・発車予定時刻 16:10

・到着予定時刻 7:05

 

タイ国鉄の南線は、複線化工事が進められており、先日もチュンポンまでの工事が完了したとのニュースがありました。それに伴い、所要時間も大幅に短くなっています。

以前の当該列車は、14時50分発の7時25分着(所要16時間35分)でしたが、16時10分発の7時5分着(所要14時間55分)と、1時間40分の短縮になっています。この時間にはチュンポンまでの工事完了は反映されていないため、さらなる所要時間短縮が見込まれます。

 

南部やマレーシアを旅行する人も増えていますので、ご利用の参考になればと思います。

 

今回ご紹介するのは 

 

タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号31)

‐ バンコク・クルンテープアピパット⇒ハジャイ -

(バンコク・ハジャイ、タイ)

 

です。   

 

 

今回の列車は、タイ国鉄のバンコクにおける新しいターミナル駅「クルンテープ・アピワット駅」から出発します。2年ほど前は「フアランポーン駅」からの出発でしたが、こちらに移転しました。

クルンテープ・アピワット駅」に関する詳細(施設やアクセス等)は、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。

vte2019lao.hatenadiary.com

 

 

チケットをウェブサイト等で購入済みの人は、そのまま、待合室で待ちましょう。

まだ、チケットを未購入の場合は、チケットカウンターで購入できます。

 

なお、タイ国鉄のウェブサイトからチケット購入については、一部のSNS等で「購入できない」と口コミしている人もいますが、特に問題なく購入可能です。方法については、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。

vte2019lao.hatenadiary.com

 

 

チケットの準備ができたら、夕方から翌朝までの約15時間の列車旅になりますので、食料・飲み物等を調達しましょう。

この「クルンテープ・アピワット駅」には小さな商店のようなものがいくつかりますので、そこで購入しましょう。左の写真はセブンイレブンのようですが、違います。

値段と内容のバランスがイマイチなお店も多いので、駅に来る前にセブンイレブン等で購入しておくのも手です。

 

 

発車時刻までは、駅の1階で待ちます。

出発の20分前にならないとプラットフォームには入れません。

 

そして、20分前が近くなると、待合室で待っていたタイの人たちは、なぜか並び始めます。今回乗車する列車に自由席はなく、全員、指定席券を持っているはずなので、並ぶ必要性はなさそうですが・・・。

 

 

プラットフォームに入ると、列車は入線しています。

車両は新型の中国製車両です。旧型に比べて、ゆったりしているので、この車両で運行される列車に乗ると快適です。

列車種別に「CNR」とついているものを選びましょう。

 

車内は。夕方16時10分発ということで、まだベッドにはなっておらず座席です。

20時ごろまでは、このような感じで走っていきます。

 

 

定刻に列車は出発しました。

しばらくの間はバンコク都内を走ります。

郊外に入っても、高架道路やビルがあり、バンコクの都会感を感じられます。

 

 

1時間弱ほど走ると、結構、田舎の雰囲気になってきます。

タイ国鉄には今回の南線の他に、北線・東北北線・東北南線に定期の夜行列車が走る路線としてあります。が、ぞれらの路線は、夜行列車の出発が夜になってからのため、車窓から明るい時間帯の景色を見ることはできません。所要時間の長い南線ならではの風景です。

 

 

ハジャイ方面へのタイ国鉄南線は、冒頭にも書いた通り、複線化工事を行っています。線路の複線化と合わせて、駅舎も新しく改築されています。でも、味のある駅舎から、無機質な駅舎に変わっていく感じもします。便利さと引き換えなのでしょう。

 

 

夜の19時ごろになると、徐々に座席からベッドに変わっていきます。

ベッドにするタイミングは、ある程度の時間まではお客さん次第なので、ベッドメイクをしてくれる乗務員さんに声をかけましょう。

 

なお、上段と下段に知り合い同士で座っている場合は、このベッドへの変換タイミングは普通に相談して決めればよいのですが、私のような一人旅だと、もう一人の乗客との妙な気の使い合いになってしまうこともあります。

 


今回は上段のベッドです。

上段は下段に比べ100バーツ、運賃が安いです。

 

この中国製の新型車両の場合は、上段でもそれほど狭くはありません。また、上段であれば、通路を歩く人がそれほど気にならないので、下段が取れなくても、そこまで快適性は落ちません。

 

 

朝になりました。

列車はほぼ定刻で運行されているようです。路線が長く、単線区間が長い南線はどうしても遅れが発生しやすいので、大きな遅れがあっても仕方のないところかもしれません。

 

 

タイ南部、ハジャイ手前の田舎町の駅です。

駅の名前はわかりませんが、降りる人もチラホラいます。

 

 

10分ほどの遅れで終点・ハジャイに到着です。

 

ちなみに標準タイ語の発音だと「ハー(ト)・ヤイ」で、表記もそう書かれています。南部なまりになると「ハジャイ」や「ハニャイ」となるようです。

 

 

今回乗車してきた列車はこの駅が終点です。

ここから先、マレーシア方面(パダンバサー(パダンベサール))へ行く場合は、乗り換えが必要です。チケットが必要であればチケットカウンターで購入しましょう。

なお、クルンテープアピワット駅を約1時間早く出発する特急列車であれば、乗り換えなしで、マレーシア国境の「パダンバサー(パダンベサール)」まで行きます。

 

ちなみに、2024年8月17日時点でのマレーシア国境方面「パダンバサー(パダンベサール)」行きの時刻表は下記になります。

 

・07:20発-08:05着 ※バンコクから直通の特急列車、普通車(3等車連結あり)

・08:55発-09:40着 

・14:00発-14:45着

 

ハジャイ発・パダンバサー(パダンベサール)着の時刻で、運賃は50バーツです。

 

 

ということで、「タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号31) ‐ バンコク・クルンテープアピパット⇒ハジャイ」でした。

 

タイ国鉄の寝台列車は、どの路線も人気が高く、直前になると満席になります。寝台下段から埋まっていきます。今回は上段ベッドでしたが、わずかな金額差で快適性が違いますので、下段を予約したい場合は、早めに予約しておくことをお勧めします。

 

今回は、以上です。

 

今日の鉄道:タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号31) ‐ バンコク・クルンテープアピパット⇒ハジャイ -(バンコク・ハジャイ、タイ)

場所: HatYai, Thailand・Bangkok, Thailand 

 

 

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