
今回から数回にわたりタイの首都・バンコクの北側にある県、ロッブリー県へのワンデイトリップの記事をお送ります。
「ロッブリー県」は、バンコクから列車や車で2時間程度のところにあります。それほど有名というわけではありませんが、「サルが住み着いている遺跡」の街というと、ご存じの人もいるかもしれません。タイに関心があって、何度も訪れている人や在住者でしたら、訪れてみるのもよいでしょう。
雰囲気的には、世界遺産の街・アユタヤを小さくしたような感じです。
今回のワンデイトリップの目的としては
・タイ国鉄に乗車
・市内観光&ロッブリーで昼食
です。
初回の今回は、バンコク都内からの「行き方編」です。
バンコク・1Day・トリップ(ロッブリー)⑪ー1
- 行き方編 -
(ロッブリー県・タイ)
「ロッブリー県」の場所は下記になります。
今回の目的地「ロッブリー」は、バンコクの北側で、間にアユタヤ県等があります。隣接はしていませんが、それでも、車で走ればバンコク都内から2時間以内、タイ国鉄の最速列車なら1時間半ほどで到着します。


今回のワンデイトリップの出発地点はバンコク都内の東側にある「シーコンスクエア」です。
タイ国鉄を利用するため、まずは、発着駅の「クルンテープアピパット駅」に向かわなければなりません。バンコク都心からならMRT(地下鉄)で「バーンスー駅」に行くのが便利です。ただ、MRT(地下鉄)が利用しづらいエリアの方は、他の方法で向かいましょう。
今回、私は路線バスで行きます。
「クルンテープアピパット」を通る路線バスは多く、バンコク東部からなら「145番」や「3-19E」が利用できます。今回は、「3-19E」です。
なお、この「3-19E」、ノンエアコンのバスですが、高速道路を利用します。
※番号に「E」がつくのは、高速道路を走る区間がある路線です。


窓が全開のバスですが、高速道路を走っていきます。
料金は、高速に入るため、通常のノンエアコンの赤バスとは異なり10バーツ(2バーツ割り増し)です。


朝、早めの時間であったこともあり、渋滞もなく到着しました。
所要時間は約1時間です。


渋滞なく、順調にバスが走ってくれたからいいものの、もう、発車10分前です。
急いで乗り場に行きましょう。
ちなみに「クルンテープアピパット駅」を発車する列車は、出発時刻の20分前からプラットフォームに入れます。それまでは入ることができず、待たなければいけません。



なお、待ち時間がある場合は、駅構内1階で待ちます。
コンビニはありませんが、売店などはたくさんあります。
また、携帯電話の充電スポットもあるので、必要な場合は利用しましょう。
「クルンテープ・アピワット駅」の詳細は以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。


発車20分前からプラットフォームに入れますが、今回は、もう10分前なので、待つことはありません。
改札はチケットのQRコードで行います。
ウェブサイトなどで購入した場合は、紙に印刷したチケット、あるいはスマートホンなどでQRコードを表示させ、改札にある機械に読み込ませればOKです。
ウェブサイトから、オンラインでの購入方法は、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。

プラットフォームに来ました。
今回、乗車するのはチェンマイ行きのジーゼル特急です。
今回は、1時間半で着くロッブリーまでの利用ですが、チェンマイまで約10時間ほどで到着します。チェンマイまで行けるということで、外国人旅行者の利用も多いです。
3両編成と短いため、利用する場合は、早めに予約しておくとよいでしょう。


車内はこのような感じです。
正直なところ、そこまできれいという感じではありません。タイ国鉄北線の昼行最優等列車なのですが、車両は年季が入っています。


列車は定刻に出発しました。
発車してしばらくは高架上を走ります。
線路は複々線になっており、外側は近郊電車のダークレッドライン、内側をタイ国鉄が走ります。それぞれ別路線なので、厳密には複線が2路線分並んでいる形です。
それでも運が良ければ、並走しながら追い抜くシーンを見ることができるかもしれません。


出発から1時間半で「ロッブリー駅」に到着です。
9時に出発して10時30分着です。ワンデイトリップには、ちょうどよい時刻ですね。


駅には猿の像が並んでいます。
そして、駅周辺には、すでに遺跡が見えています。
駅の周辺に遺跡があるので、ロッブリー観光には鉄道が適していそうです。
ということで、「バンコク・1Day・トリップ(ロッブリー)⑪ー1 - 行き方編」でした。
次回は、「ロッブリー駅」の周辺の遺跡を巡ります。
今回は、以上です。
バンコク・1Day・トリップ(ロッブリー)⑪ー1 - 行き方編 - (ロッブリー県・タイ)
場所: Lopburi, Thailand
c
