今回は、マレーシアのペナン島・ジョージタウンとペナン国際空港をつなぐ路線バスについてです。
ペナン島を訪れる旅行者のゲートウェイとしては、
・空路（ペナン国際空港）
・フェリー（バタワース⇔ジョージタウン）
・都市間バス
・自家用車
などがあるかと思います。
その中で、エアアジアなどのLCC路線が多くなり、空路を使う人も多いのではないでしょうか。
空港到着後の移動は、ペナン島には鉄道がないので、バスやタクシーなどになります。
grab等の配車アプリも普及しているため、タクシーの利用も便利ですし、何より移動時間が短縮できます。が、時間的に余裕があり、コストも安くしたい人にとっては、路線バスの移動が最適です。
今回、ご紹介するのは
ペナン島・路線バス案内（401E系統）
- Jetty(ジョージタウン)→ペナン空港→プラウ -
（ペナン島・マレーシア）
です。
路線情報
Jettyバスターミナル（①始点・終点）～ コムタ・バスターミナル ～ イオン・クイーンズベイ ～ ペナン国際空港 ～ ブキッ・テンギン ～ バリク・プラウ
バス情報（料金、その他）
・料金：4リンギッ（終点のプラウ・バスターミナルまで）
2.7リンギッ（途中のペナン国際空港まで）
・運行時間： 朝の6:00から夜の10:30ごろまで
・運行間隔：おおよそ30分間隔
ルート周辺
起点はジョージタウンの海岸沿いの「Jettyバスターミナル」です。
フェリー乗り場の近くにあり、フェリーを降りた後、大通りまで歩くと、その途中にあります。
規模的にはそれほど大きくはないバスターミナルですが、ペナン島の各方面へバスが発着しています。
バスターミナルはこのような感じです。
ターミナルは近郊用と郊外用？とに分かれており、空港方面へ行く「401E」は郊外用のターミナルから出発します。ターミナル自体は隣り合っているので、逆の方へ行ってもそれほど問題ではありません。
ターミナルに到着したら、乗車するバスを探しましょう。
同じ系統のバスが数台、停まっていることも多いので、仮に「401E」のバスをみつけても、それが次に発車するバスかどうかはわかりません。
バスの案内所のところに電光掲示板があり、バスの発車時刻と車両番号が表示されていますので、それを確認しましょう。
該当のバスをみつけたら、乗車できるかどうか、運転手さんに確認しましょう。
発車時刻の数分前にならないと乗せてくれません。
それでも定刻になると、しっかり発車するので、おいていかれないように注意が必要です。
バスが出発すると、街中の方に入っていきます。
多分、メインのバスターミナルである「コムタ・バスターミナル」に到着です。
始発の「Jettyバスターミナル」よりも、ここから乗ってくるお客さんの方が多いです。
空港経由のバスであるため、大きなキャリーバッグを持った旅行者も乗車してきます。
「コムタ・バスターミナル」を出て、しばらくすると、高速道路風の自動車専用道を走ります。スピードも出て、快適です。
が、路線バスなので、この道を走り続けることはありません。乗客を乗せなければならないため、数キロほど走ると、自動車専用道を降ります。
道路沿いには「HomePro」や「Lotus」が見えます。
この辺りは在住者も多いのでしょう。バンコクのような感じになります。
自動車専用道を降りると、一般道を走ります。
途中にはイオンモールや日系レストランの看板があったりします。
「Jettyバスターミナル」を出発してから約1時間半ほどで「ペナン国際空港」に到着です。朝の通勤時間帯にかかっていたこともあり、少し渋滞がありました。渋滞がなければ1時間ちょっとといったところでしょうか。
ちなみに、タクシーなどでダイレクトに空港に向かえば30分もかからないと思います。
バスは空港のターミナルのすぐ横に到着します。
大きなカバンを持った空港利用者はここで下車していきます。
終点まで行く場合は、もちろん、そのまま乗っていましょう。
ちなみに、空港からジョージタウンへの移動で路線バスを利用する場合は、行き先に注意しましょう。
ここまで読んできてもらうとわかる通り、空港が始点・終点ではありません。
ジョージタウンに行こうと、バスの番号を調べて、いざ、その番号のバスが来たので乗り込もうとすると、運転手さんから「NO！NO！」と言われるかもしれません。実際、私がここまで乗ってきたバスに乗ろうとして、そう言われている西洋人旅行者もいました。
なぜかと言うと、行き先がジョージタウン方面ではないためですね。
確率的には２分の１なので、一度「NO！」と言われても、根気よくチャレンジし続けましょう。
空港からは何路線か出ていますので、ジョージタウン以外にもバスでアクセスが可能です。
空港を出ると、空港の北側の都会的な雰囲気とは打って変わってのどかな雰囲気のエリアに入ります。
山道を30分ほど走ると、バリク・プラウという町に入ります。
終点の「プラウ・バスターミナル」に到着です。
出発してから約２時間ぐらいでしょうか。始発から終点まで乗り通していた乗客は、多分、私だけです。
「プラウ・バスターミナル」の周辺は特に何もなく、少し手前に小さな町があります。
町がある場所までは徒歩10分ぐらいなので、一旦、バスターミナルまで来て、歩いてもOKです。
ということで、「ペナン島・路線バス案内（401E系統） - Jetty(ジョージタウン)→ペナン空港→プラウ - 」でした。
旅行者にとっては空港アクセス路線として活用できると思います。
今回は、以上です。
今日の路線バス：ペナン島・無料循環バス（CAT）案内 （ペナン島・マレーシア）
場所：George Town, Pulau Pinang, Malaysia
