かなりの期間、続いている2024年2月~3月に訪れたマレーシア&ベトナムの旅行記ですが、ベトナムを出国してバンコクへの帰路につきました。陸路移動なので、ラオスを経由してタイへ入ります。
ラオス在住時より開始した当ブログですが、ラオスを離れたことで、対象が東南アジア各地に広がってしまいましたが、久しぶりに、ラオスのお話になります。
2024年マレーシア&ベトナム旅行記(51)
- ラオス出国・タイのムクダハーンへ -
(サワンナケート、ラオス)
です。
今回のマレーシア&ベトナム旅行ですが、
・タイの首都バンコクからタイ国鉄の南線で南下し、マレーシアのペナン島へ
・ペナン島から空路でベトナムのホーチミンへ
・ベトナム国内を陸路で移動し、ラオスを経由してタイに戻る
という予定です。
2泊3日だけのラオスのサワンナケート滞在でした。
今日はラオスを出国し、メコン河の対岸にあるタイの街・ムクダハーンへ向かいます。
ムクダハーンへはサワンナケートのバスターミナルから国際バスが出ています。
メコン河にかかるラオス・タイ第2友好橋を渡ります。
宿のオーナーに車でバスターミナルまで送ってもらいました。
部屋をオーバーブッキングしていたのはいただけませんが、その後はいろいろ親身に対応してくれ、最後はバスターミナルまでの送迎までしてくれましたので、とても感謝です。
バスターミナルに着くと、すでにムクダハーン行きのバスが数台、停車していました。
早速、チケットを買いましょう。
サワンナケートとムクダハーンを結ぶバスは、1日に12往復しています。
ほぼ1時間に一本ペースで出ているので、かなり利便性は高いですね。もし、満席で乗れなかったとしても、次のバスも1時間後なので、余程、カツカツの予定でない限り、なんとかなりそうです。
今回は10時30分発のバスに乗車します。
チケットも無事、買うことができました。
発車まで、まだ40分ぐらいあるので、バスターミナル内を散策しましょう。
朝食がまだなら、ここで食事もできそうです。
私は昼食用にバゲットを買っていきます。
バスターミナルの裏手からは、近隣の街へロットゥー(ミニバン)が出ています。
パクセーやタケークへも行くので、近隣の街へはロットゥーがおすすめです。
バスより本数が多く、所要時間も短めになります。
バスは首都ビエンチャンのほか、サワンナケートよりも南の各県へ路線があります。
このほかに、ベトナム行きの国際バスも出ています。私が乗ってきたルートの逆ルートですね。フエ、ダナン、ハノイ行きがあるようです。
出発時刻が近づいてくると、バスが車寄せまで移動してきました。
チケットに座席番号が書かれてはいますが、基本的に自由席となるため、早めに席を確保しておきましょう。7割ぐらいの乗車率です。
車内はこのような感じです。
タイ側のバスとラオス側のバスがそれぞれ運行しています。
このバスは早朝にムクダハーンを出発したバスの折り返し便です。なので、タイ側のバスになります。基本的にタイのバスの方がきれいなので、時間が選べるなら、タイのバスに乗車する方がよいでしょう。
ほぼ定刻に出発しました。
ラオス・タイ第2友好橋はサワンナケート市街の北側にあります。
サワンナケートでは、あまり街歩きをしませんでしたので、バスの窓からしっかり眺めておきます。
市街から北に3㎞ほど走ると、友好橋への取り付け道路に入ります。
今回のラオス滞在は48時間にも満たない時間でした。
次回は、ゆっくりラオスに滞在したいですね。
ラオス側の国境に到着しました。
出国手続きをします。
ベトナムのラオバオ、ラオスのデーンサワンの国境では、それぞれでお小遣いをせびられました。
そして、ここの国境でもそれは同じす。
領収書的なものがないので、正規の手数料ではないのでしょう。
別段、外国人をターゲットにしているというわけではなく、ラオス人からも徴収しています。というか、ラオス人は初めからパスポートに挟んで渡しています。お金が見えないように渡しているような感じなので、多分、そういった類なのでしょう。
出国手続きを済ませたら、その先で待ちます。
しばらくすると、ここまで乗車していたバスが来ました。
バスが出発しました。
明らかにバスターミナルよりも乗客が増えています。
座れない人もいます。
橋の上のシャトルバスの役割も果たしているんでしょうか。
ということで、早めに席を確保した方がよさそうです。
しばらくすると、メコン河を渡ります。
ラオス南部に来ると、メコン河の川幅も大きくなりますね。
それでも、河を渡っている時間は1分ちょっとです。
河の中央部分を過ぎると、旗がタイの国旗に変わりました。
タイ側の国境で入国手続きを済ませます。
タイの入国カードを受け取って記入し、パスポートと一緒に提示します。
空路の場合は不要になったタイの入国カードですが、陸路では必要です。
なお、このタイ側国境では、お小遣いをせびられることはありませんでした。
(規定に手数料がないのであれば)当たり前のことなのですが、なんか凄くさわやかな気持ちで国境を通過できました。
タイ側の国境を通過したら、すぐにバスに乗っておきましょう。
さらに乗客が増えています。
国境からムクダハーンのバスターミナルまで30分ぐらいはかかるので、できれば席を確保しておきたいところです。
なお、ラオスの人の多くは、タイの入国カードの記入を代筆屋に頼むので、国境通過に時間がかかります。なので、普通であれば、ラオスの人たちよりも先にバスに乗れるはずです。
サワンナケートのバスターミナルを出発してから、約2時間弱、12時過ぎにムクダハーンのバスターミナルに到着しました。
ここからは、路線バスでウボンラチャターニーへ行き、夜に出発するタイ国鉄の夜行寝台列車に乗車する予定です。
今回は、以上です。
今日の旅 : 2024年マレーシア&ベトナム旅行記(51) - ラオス出国・タイのムクダハーンへ - (サワンナケート、ラオス)
場所: Savanakhet, Laos、Mukudahan, Thailand
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