かなりの期間、続いている2024年2月~3月に訪れたマレーシア&ベトナムの旅行記ですが、ベトナムを出国してバンコクへの帰路につきました。陸路移動なので、ラオスを経由してタイへ入ります。
ラオス在住時より開始した当ブログですが、ラオスを離れたことで、対象が東南アジア各地に広がってしまいました。
この旅行記も今回が最終回です。
2024年マレーシア&ベトナム旅行記(52・最終回)
- タイ国鉄でバンコクへ -
(ムクダハーン・ウボンラチャターニー、タイ)
です。
今回のマレーシア&ベトナム旅行ですが、
・タイの首都バンコクからタイ国鉄の南線で南下し、マレーシアのペナン島へ
・ペナン島から空路でベトナムのホーチミンへ
・ベトナム国内を陸路で移動し、ラオスを経由してタイに戻る
という予定です。
ラオスを出国し、ムクダハーンに着きました。
到着したところはムクダハーンのバスターミナルです。
ここからは、バスでウボンラチャターニーへ行き、そこからタイ国鉄の夜行寝台列車でバンコクへ戻る予定です。
このルートは昨年のラオス旅行でも通った道のりで、その時は、ラオスのタケークからタイのナコンパノムに入り、そこからムクダハーンへ来ていました。なので、前回よりもタイの移動区間が短いルートです。
早速、ウボンラチャターニー行きのバスチケットを買いましょう。
多分、昨年も、このチケットブース(写真左)で買った気がします。
料金は157バーツで、所要約2時間です。
バンコク行きのバスも出ているので、直接、バンコクへ向かうこともできます。
ウボンラチャターニーはこのエリアの主要都市なので、バスの便は多いです。
1時間に一本ぐらいのペースで出ているので、それほど待たずに乗車できます。
今回は、この白地に緑色のばすのようです。
車内は結構、きれいです。
特別な設備はあるわけではないですが、2時間の乗車なら、充分な内装です。
お客さんはそこそこいますが、隣の席は空席です。
定刻にバスは出発しました。
タイの道路は整備状況もよいので、快調に走っていきます。
途中、数か所のバスターミナルを経由して、ほぼ予定通り、ウボンラチャターニーのバスターミナルに到着です。
ウボンラチャターニーのバスターミナルは、タイの地方都市によくある感じののどかな雰囲気です。
バスターミナルからタイ国鉄の駅までは、結構、距離があります。直線距離でも8㎞ぐらいあるので、何らかの移動手段が必要です。
grabなどでも行けそうですが、10バーツ程度のソンテウがあるので、それで行くことにします。列車の出発時刻は夜の19時なので、時間もまだ充分あります。
鉄道駅方面に向かうソンテウです。
通常、ソンテウには番号が数字で書かれているのですが、この路線だけはなぜかタイ文字で書かれています。この「ม」が鉄道駅の方に行きます。
ただし、駅、そのものには行かず、途中で降りて10分程度歩く必要があります。
GoogleMapを見ながら、適当な場所で下車しました。
ここから駅に向かって歩くことになりますが、まだ時間があるのと、お昼もまだなので、この近辺で食べていきましょう。
手近なお店に入りました。
「スッキー・ムー」を注文しました。
タイではお馴染みの調味料セットも出てきました。
これを見ると、タイに戻ってきた感がありますね。
価格は50バーツ、お味も悪くありませんし、エアコンも効いていて快適です。
エアコンが効いていたので、お店に少し長いさせてもらいました。
17時になったので駅に向かいます。
ウボンラチャターニー駅は上の写真のような感じで、古さはありますが、良い雰囲気です。駅前にはSLもおかれています。
チケットはすでにWebサイトからオンラインで購入済みです。
寝台列車は当日だと満席で買えないケースも多いので、事前予約が無難です。
特に寝台の下段ベッドを希望する場合は1週間ぐらい前までの予約が必要です。
なお、タイ国鉄のオンライン予約に関しては、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
で、下記からもお読みいただけます。
ウボンラチャターニー駅のホームです。
旅情を感じさせますね。
この旅も、明日の早朝にバンコクに着けば終了です。
列車が入線してきました。
今回は、中国製の新型車両です、事前予約もしたので、下段ベッドを確保しています。
他の路線でも、この車両には何度か乗っていますので、もう慣れたものです。
今回の旅行ではベトナム統一鉄道にも乗りましたが、快適性はタイ国鉄に軍配があがります。
ウボンラチャターニー駅の周辺にはセブンイレブンはありません。
売店があるので、夜食用にイサーンの発酵ソーセージともち米のカオニャオを買いました。もち米が思ったより大きかったので、しっかりとした夜食になってしまいました。
お腹も膨れたので、ぐっすりと眠れそうです。
翌朝、5時前にバンコクのクルンテープアピワット駅に到着しました。
もう少し、遅めの到着の方がありがたいのですが、この時間ならバンコク市街の渋滞もなく、帰れそうです。
欧米人バックパッカーもたくさんいます。
私は路線バスで帰りますが、一旦、長距離バスターミナルでもある「モーチット2」へ行きます。
「モーチット2」はバンコク都内各地へ向かうバス路線があります。
今回は「145番」のバスに乗車します。メガバンナー行きですね。
深夜にタイ各地から移動してきた感じの人が乗っています。
朝の6時前ですが、まあまあお客さんは多いですね。
ということで、無事にバンコクへ帰着しました。
今回の「2024年マレーシア&ベトナム旅行記」もこれにて終了です。
マレーシアはペナン島だけの滞在であったことと、初めてのベトナムの印象が強かったこともあって、「ベトナム旅行」のような感じにもなりました。
ベトナムは南部のホーチミンと中部のダナン・フエの滞在だったので、今度、ベトナムを訪れる機会があれば北部のハノイにも行ってみたいと思います。
今回は、以上です。
今日の旅 : 2024年マレーシア&ベトナム旅行記(52・最終回) - タイ国鉄でバンコクへ - (ムクダハーン・ウボンラチャターニー、タイ)
場所: Mukudahan・Bangkok, Thailand
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