今回はラオス南部の街・タケークとメコン河を挟んだタイ側の街「ナコンパノム」を結ぶ国境越え国際バスの乗車記録になります。
ラオスとタイの間の国際バスはいろいろなところから出ていますが、今回の「タケーク」と「ナコンパノム」を結ぶ路線は、少しマイナーな路線です。
今回ご紹介するのは
タラオス・タイ間の国境越え国際バス乗車記
- タケークから第3タイラオス友好橋を渡りナコンパノムへ -
(タケーク・ラオス、ナコンパノム・タイ)
です。
今回はラオスのタケークから乗車しました。タケーク側の乗車場所は、下記になります。
場所はタケーク市街中心部から約5㎞ほど離れた位置にあります。ラオスのバスターミナルは市街地から離れたところにあり、かつ、バスターミナルと市街を結ぶ交通機関がトゥクトゥクやタクシーしかない、ということが多いですが、ここ、タケークでもそれが該当しています。
タケークの長距離バスターミナルの様子やアクセス方法については、先日、記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
ナコンパノム行きの国際バスのチケットは、バスターミナルの端っこにあるチケットブースで購入できます。場所はわかりづらいので、近くの人に聞いてみましょう。
運行本数は1日4往復で時刻及び料金は下記の通りです。※2023年3月時点
・ 9:30 Laos Bus 70バーツ
・11:30 Thai Bus 75バーツ
・14:30 Laos Bus 70バーツ
・16:30 Thai Bus 75バーツ
※土日祝は全便75バーツになります。
※Kip払いも可能でレートにより変動します(2023年3月時点では75バーツのバスは39,000Kipでした)。
ナコンパノム行きは1日4本運行されており、料金は70バーツ・75バーツとラオスのバスかタイのバスかで料金が変わります。
チケットはこのような感じで発行されます。
なお、私は出発の1時間前に購入しました。最終的に、バスはほぼ満員になりましたので、ある程度、時間に余裕をもってバスターミナルに到着した方が良さそうです。タケークの市内で事前に購入できるかどうかは不明です。
国際バスの外観と車内です。
豪華ではないですが、シンプルで快適そうです。
なお、国境でラオスのバスを見ましたが、タイのバスの方が若干、良さそうに見えました。
バスは定刻に出発し、途中、少しお客さんを拾いながら、約30分で国境まで到着しました。第3タイ・ラオス友好橋はタケーク市街の北側にあります。
国境ゲート付近はかなり閑散としており、あまりこの国境を通過する人は多くないようです。1日4往復のバスが通過するときが、最も賑わう時間帯という感じです。
ラオスのイミグレーションを通過し、ラオスを出国しました。
ここで、バスの乗客全員の国境通過を待ちます。
待っている間に、タイのナコンパノムから来たタケーク行きのバスが到着しました。
なお、タイとラオスのバスの見分け方は「Lao Thai International Bus」と、Laoが先に書いてあればラオスのバスです。
全員が揃って、バスが出発しました。国境到着から出発まで約30分です。
この後、バスはメコン河を越えます。
タイ側のイミグレーションを通過しました。
ここでも全員が通過するのを待ちます。
ただ、バスに乗らない人、ここからバスに乗車する人もいるようで、出発時とは面々が変わっています。なので、置いて行かれないよう、バスの周辺で待つようにしましょう。
タイ側イミグレーションを出発すると、あとは、ナコンパノムのバスターミナルに向けて走っていきます。
タイ側は道路も良くなりスピードが出ます。ただ、交通量も多くなり渋滞区間もあるため、ナコンパノムのバスターミナルまでは約30分ほど必要です。
なお、出発から到着までのトータルの乗車時間は約2時間です。
ナコンパノムのバスターミナルの場所は下記になります。
ナコンパノムのバスターミナルは、メコン河沿いから約1㎞ほどのところです。メコン河沿いまでトゥクトゥクだと40バーツ程度のようです。徒歩でも可能な距離だとは思います。
ということで、ラオスのタケークからタイのナコンパノムへの国境越え国際バスのの乗車記録でした。
なお、タケークの長距離バスターミナルから、ナコンパノムのバスターミナルまでの映像を動画にしています。こちらもぜひご覧ください。
今回は、以上です。
今日のバス:ラオス・タイ間の国境越え国際バス乗車記 - タケークから第3タイラオス友好橋を渡りナコンパノムへ - (タケーク・ラオス、ナコンパノム・タイ)
場所:Thakhek, Khammuang, Laos
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