<画像はイメージです>
数日前、在タイ日本大使館から「「【注意喚起】バンコク都による狂犬病に関する警告」というタイトルでメールが来ました。
狂犬病といっても日本では何十年間も、動物を含めて発生していません。が、多くの国では頻繁に耳にする病気のひとつです。タイで人間が発症する件数は、年間で10数件ぐらいまで減少しているようですが、ワクチン接種によって発症を防げているケースも多数あると思うので、年間10数件は少ないとは言えず、まだまだ安心できるレベルではありません。
以下は日本大使館からのメールの引用ですが、
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バンコク都は、以下(東部及びサムットプラカーン県の一部)の地域で動物が狂犬病に罹患しているのが発見されたとして、野生動物に触れることを避け、狂犬病が疑われる動物に噛まれたり接触したりした場合には、傷口を洗浄しすぐに医師の診察を受けて狂犬病ワクチンを接種するよう、地域住民に警告を発しています。
狂犬病は、人を含むすべての哺乳類に感染するほか、ペットの動物から感染するリスクもあります。対象地域や付近にお住まいの方は、バンコク都の案内に従い、十分に注意してください。
【地域】
・バンコク都サパーンスン区サパーンスン町
・バンコク都プラウェート区ドクマイ町
・バンコク都スワンルアン区パッタナカン町
・サムットプラカーン県バーンプリ郡ラチャテワ町
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発生エリアはバンコク都の東側のエリアで、感染した動物が発見された場所はオンヌット通りのソイ86との情報もあります。
犬や猫等、狂犬病を持っている可能性がある動物に嚙まれたり接触した場合は、とにかく病院に行くべきでしょう。今回の発生により、バンコク都がワクチン接種会場を設けているようですが、タイ語も必要になるので、病院に行く方が安心できると思います。
その時、精神的な支えにもなってくれるのが海外旅行保険です。
今回ご紹介するのは
バンコクで狂犬病発症の動物発見・万が一の時の海外旅行保険
(バンコク・タイ)
です。
私はもう7、8年前になりますが、歩道を歩いていると、突然、吠えた犬が突進してきました。急なことで混乱し、どういう状況だったかはあまり覚えていませんが、念のため、病院に行ってワクチン接種をしたことがあります。
その時の犬は、そういう性格の犬だったようで、その後、2週間経過後も、周囲を通る人に吠えまくっていました。
※狂犬病を発症している犬は、2週間以内に死んでしまうため、2週間以上、生きていれば、接触があった時点では狂犬病ウイルスを放出していないという考え方もあるようです(病院のドクターより)。
その時も海外旅行保険を利用して病院にかかりました。
クレジットカード付帯の海外旅行保険でしたが、当時は「自動付帯」のものが多く、カードを持っていれば自動的に適用されていました。
最近は、その辺が変更され、多くのカードで「利用付帯」となりました。
「利用付帯」であっても、
・日本から目的地へ行く航空券をそのクレジットカードで購入する
・現地の交通機関のチケットなどを、そのクレジットカードで購入する
といったことで、ほとんどのカードでは条件を満たせますので、実際のところは、それほど大きな違いはないと言ってもよいかもしれません。
が、「自動付帯」と「利用付帯」の大きな違いは、実際に病院にかかるため、保険会社に電話した際に発生します。
「自動付帯」の場合は、出国していることと、カード番号や本人確認ができれば、それで事前確認は完了です。
一方で「利用付帯」の場合は「適切な内容で利用していること」を証明する必要があり、メールでのやり取りなどが発生します。
※この辺は保険会社によって対応がことなるかもしれません。
私が少し前にカード付帯の海外旅行保険を利用した際は、
・パスポートの顔写真のページ
・日本出国日がわかるもの(パスポートのスタンプ、eチケットの控え等)
・カード利用のわかるもの(ウェブサイトやアプリの利用明細)
を送りました。
保険会社の確認作業などもあり、数時間は要します。
体調が悪い時にこの作業をするのはかなりしんどいですが、まぁ、仕方ないですね。
とはいっても、ここさえクリアできれば、保険適用・キャッシュレス対応など、ありがたい限りなので、何とか乗り切りましょう。
※クレジットカード会社や病院によっては、キャッシュレス対応ではなく、事後精算のこともあるので、要確認です。その場合は、いったん、支払いが発生します。
上記の対応は「エポスカード」に付帯の海外旅行保険でした。
電話対応をしていただいた方も親切で、メールでのやり取りもスムーズで、最初に電話をしてから、病院の予約をしていただけるまで、トータル2時間ほどで完了しました。
「エポスカード」は年会費も無料で持てるクレジットカードなので、海外旅行に行く機会がある方が持っていてもよいかと思います。
また、「エポスカード」は、年間数十万円、利用すればゴールドカードのインビテーションも届くようです。この場合、ゴールドカードでも年会費は無料です。ゴールドカードなら空港にあるラウンジも利用できるので、旅行好きの人には特におすすめできます。
関西空港にある「六甲ラウンジ」に関しては、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
勝手の違う海外での病気や事故は、かなり負担になります。
今回のバンコクの狂犬病も、わが身に降りかかる確率は低いと思いますが、気を付けるに越したことはありません。かわいい犬や猫がいても、あまり近づかない方が良いと思います。
ただ、そういった危険に遭遇してしまった場合は、それを受け入れ、次の対応をするしかありません。その際の大きな助けになるので、なんらかの海外旅行保険はかけておくのが安心です。
今回は、以上です。
今日の生活:バンコクで狂犬病発症の動物発見・万が一の時の海外旅行保険 (バンコク・タイ)
場所:Bangkok, Thailand
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