先日まで「フィリピン航空で一時帰国」というタイトルで、先月、タイから日本に帰国した際の様子を記事にしました。
フィリピン航空でバンコクからマニラ経由、関西空港行きの旅程でしたが、バンコクからマニラへのフライトが2時間遅れになったことを除けば、順調な旅行でした。もっとも、フィリピン航空の場合、多少の遅延は覚悟しておく必要がある航空会社ですので、許容範囲かもしれません。
さて、今回は経由地のマニラはでフィリピンに入国しました。これまでは、入国せずに乗り換えだけだったのですが、乗り継ぎ時間が9時間ほどあったため、初めてのフィリピン入国をしてみました。ただ、入国するとなると、いまだにちょっとだけ残っているコロナ対応などを考慮しなければなりません。また、多くの国で入国時に記入する出入国カードは、事前に電子申請しておく必要もありました。
こういった内容をまとめておきたいと思います。
※2023年7月時点の内容になります。
今回は、
フィリピン入国のための電子申請
‐ e Travel -
(マニラ、フィリピン)
です。
2023年7月時点で、フィリピンに入国する場合、いわゆる出入国カードにあたる内容を事前に専用ウェブサイトから入力しておく必要があります。
下記サイトは、在フィリピン日本国大使館のサイトの「フィリピン出入国時の「eTravel」への登録について」という案内です。
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01153.html
この中に「eTravel」へのリンクがあります。一応、下記にも貼っておきます。
上の画像のようなサイトが出てきますので、ここで必要項目を入力しておきましょう。完了するとQRコードが表示されますので、それをスクリーンショット等で保存しておきます。
このサイトの詳細ですが、ざっくりと下記になります。
・72時間前から入力可能
・パソコン、スマホで入力可能
・入力していないと入国できない
※入国審査場にも、入力していない人向けの入力端末があるとのこと
・2023年6月ごろまでは、Covid-19のワクチン接種証明が必要だった
※2023年7月末時点では不要になった
私はスマホから入力しました。
画面構成は6ページです。
基本的に選択式になっており、自身で文字の入力が必要な項目は、氏名やパスポート番号など、ごく一部です。
3ページ目で利用する航空会社、便名、到着ターミナルを入れる項目があります。便名を入れると到着ターミナルは自動で表示されるようになっているので、ターミナルがわからなくても問題ありません。
4ページ目は滞在先になります。
ホテルに関しては、あらかじめ登録されているホテルもあり、ホテル名を入れると候補が出てきます。私は、ニノイアキノ国際空港のターミナル1から徒歩10分程度あたりにある「Manila Airport Hotel」を選択しました。
ただ、予約はしておらず、入国審査時に聞かれたら「ウォークイン」と答える想定にしていました。実際、ホテル名を確認され
「ターミナル1近くのManila Airport Hotel」
と答えると、特に問題ありませんでした。
5ページ目は健康に関する項目です。
以前は、ここにCovid-19のワクチン接種状況を入力する画面があったようです。2回以上の接種履歴の入力と、その証明書を入国審査時に提示できるようにしておく必要があったようです。ワクチン接種しているかどうかで入国条件が変わっていたようですが、さすがに無意味なので不要になったようです。
6ページ目は入力内容の確認で、「Submit」ボタンを押すとQRコードが発行されます。また、登録メールアドレスにもメールが届きます。変更する必要がある場合、変更も可能ですので、メールが届いているかどうかは確認しておきましょう。
なお、QRコードを提示できるよう準備していましたが、入国審査時に見せるようには言われませんでした。多分、パスポート番号から入力情報が確認できたのでしょう。
無事、フィリピンに入国できました。
別段、難しい内容はなく、10分もあれば入力可能です。
なお、在フィリピン日本国大使館のサイトでは、
●フィリピン政府は、これまでフィリピンへ入国する際に登録が必要だった「eTravel」を、本年4月15日以降、出国する際にも登録を必要とする運用に変更すると発表しました。
と書かれていますが、出国の際は登録無しでも出国できました。
これに関しては、今後、徹底されていくのかもしれません。大して時間もかからないので、登録しておいても損はないと思います。
今回は、以上です。
今日の飛行機:フィリピン入国のための電子申請 ‐ e Travel -(マニラ、フィリピン)
場所: Manila, Philippines