世界各国の行き来が比較的自由になってから1年以上が経過しました。日本もようやくゴールデンウイーク前に無意味な水際対策をやめ、入国の制限がなくなりました。
私はコロナが流行り始めた頃はラオスのビエンチャン在住であったため、ラオスの国主導によるかなり強力なロックダウンなども経験しましたが、結果的にはラオスのコロナ対策はおおむね的確だったという気がしています。2020年半ばから2021年4月までは「ゼロコロナ」でコロナ以前と同じような生活ができていました(出入国には大きな制限があり、その影響は大きかったですが)。
さて、数回前からスタートした「フィリピン航空で一時帰国」です。前回は「フィリピン航空で日本へ一時帰国(フィリピン入国編②) ‐ フィリピンの国民食・ジョリビー -」でしたが、今回は約8時間のフィリピン滞在を終え、大阪の関西空港へのフライト搭乗記です。
前回の「フィリピン航空で日本へ一時帰国(フィリピン入国編②) ‐ フィリピンの国民食・ジョリビー - 」の内容は下記からもお読みいただけます。
今回は、
フィリピン航空搭乗記(PR5408便)
‐ マニラ⇒大阪・関西 -
(マニラ、フィリピン・大阪、日本)
です。
マニラでの乗り継ぎ時間が9時間30分あったため、今回は、一旦、フィリピンに入国していました。
大阪・関西空港行きのPR5408便は深夜3:30発でしたが、思いのほか、空港内で時間つぶしができなかったため、早めに出国します。深夜1時に、出国審査場へと進みます。なお、搭乗予定の便のチェックインはまだ開始されていない感じでしたが、既にスワンナプーム空港でボーディングパスを発行してもらっていたため、チェックインカウンターには寄らず、出国審査場へ向かいます。
出国審査は特に問題なく通過できました。
その後のセキュリティチェックでは、持っていたパソコンがされていました。
ノートPCではなく、Mini-PC(かなりコンパクトなデスクトップパソコン)だったのですが、変な装置のように見えたようです。ただ、このマニラの空港のセキュリティチェックは、チェックするふりをしながら、カバン内の他の荷物を抜き取るスリのような行為をするという話もあったので、気を抜けません。幸い、現在に至るまで、何か物がなくなったということはないため、今回は、純粋に不審物と思われたのでしょう。
制限エリア内ですが、カフェや売店は24時間営業でした。
深夜の出発便はそれほど多くないため、あまりお客さんもおらず、かなり静かです。
今回のフィリピン航空PR5408便ですが、出発ゲートが確定したのは、出発時刻の約1時間前でした。
この便に搭乗したのは2023年7月末ごろですが、8月以降は同じ時間帯で便名の「5」が
取れた「PR408」で運航されているようです。ずっと臨時便の扱いだったのでしょうか。
出発ゲートは15番ゲートです。
搭乗待合室はかなりがらーんとしています。
3時40分発という設定ですが、経由便で乗り継ぐ人以外には、あまりメリットがある時間帯ではない気がします。
出発予定時刻の40分前、3時にはファイナルコールになりました。
定刻よりもかなり早く出発しそうな雰囲気です。
機内はガラガラで、搭乗率は明らかに50%を割っています。通路を挟んで3列、3列のシートでしたが、私の横、2席は空席です。これはこれでありがたいですね。3席使って、横になれそうです。
さて、今回のフィリピン航空PR5408便ですが、機材はエアバス321です。
残念ながらパーソナルモニターもなく、座席のプラスチックも剝がれている状態です。正直、国際線にあてがうような機材ではないレベルですが、日本路線はそういう扱いなのでしょうか。まぁ、この搭乗率だと、仕方ないのかもしれませんが。
出発時刻の30分前に、飛行機は動き始めました。
外は台風の影響でかなり強い雨が降っています。ただ、台風はマニラから離れたところにいるため、飛行自体には問題なさそうです。
とはいえ、台風の影響で機内サービスが開始されたのは、離陸から2時間後ぐらいでした。
深夜3時40分発の便ですが、機内食はしっかりとした内容です。フィリピン航空のメリットのひとつは、機内食の充実度合いが高いことですね。メイン料理と副菜2種、フルーツ、デザートがついています。
また、写真では見にくいですが、日本路線で使われるトレーは少し高級感があります。これで機材設備が普通レベルなら申し分ないんですが・・・。
ドリンクはアルコール類も選べます。私は飲みませんが。
隣2席が空席で、トイレにも遠慮なくいくことができるため、リンゴジュースとコーヒー、あともう一杯ぐらい飲んだ気がします。デザートはホイップクリーム付きのコーヒーゼリーでした。
機内食をいただいて、3席使って横になっていると、自然と寝てしまいました。
あと30分ぐらいで着陸するというアナウンスで目が覚めました。
もう四国の上空です。
無事、大阪・関西空港に着陸しました。
到着時刻は朝の8時。定刻は8時55分だったので、約1時間の早着です。出発が30分早かったというのもありますが、1時間早着はなかなか珍しいですね。遅れる確率が高いフィリピン航空では、さらにレアケースですね。
入国審査、預け入れ荷物のピックアップ等は問題ありませんでした。
税関審査はあらかじめ、「Visit Japan Web」へ登録してあります。一応、紙ももらったので、どちらにしようか考えましたが、せっかくなので「Visit Japan Web」を使ってみます。
詳しくは別途の記事にしたいと思いますが、機内で申告書の記載が終わっているのであれば、従来通り、紙で申告する方が手っ取り早いかもしれません。
「フィリピン航空PR5408便、搭乗記」は以上です。
次回は関西空港の様子をお伝えして、「フィリピン航空で一時帰国」を終わりたいと思います。
今回は、以上です。
今日の飛行機:フィリピン航空搭乗記(PR5408便) ‐ マニラ⇒大阪・関西 -
場所: Manila, Philippines、Osaka, Japan