マレーシアには地質的なものも影響しているのか、洞窟寺院がたくさんあります。その多くは中国寺院です。中国本土にも洞窟寺院が多いので、中国仏教の信仰的な側面もあるのかもしれません。
マレーシア北部の街、イポーにも大きな洞窟寺院が2ヶ所あります。
「サンポトン (三寶洞) 寺院 （Sam Poh Tong Temple）」と「ペラトン洞窟寺院 Tokong Gua Perak」です。
今回と次回で、その2ヶ所をご紹介します。
移動手段は例によって公共交通機関です。
今回ご紹介するのは
イポーの洞窟寺院①
- サンポトン (三寶洞) 寺院 （Sam Poh Tong Temple） -
（イポー・マレーシア）
です。
場所は、下記になります。
場所はイポー市街の南側です。
市街にある「キッド・バスターミナル」から路線バスが出ていますので、アクセスは容易です。
「キッド・バスターミナル」の詳細は以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
まずは、「サンポトン (三寶洞) 寺院 （Sam Poh Tong Temple）」への行き方です。
「キッド・バスターミナル」から出ている路線バス「T34」で行くことができます。
料金は1.3リンギッです。
バスが発車後、約30分ほどで到着します。
降車するバス停は「SAM POH TONG」です。バス内には電光掲示でバス停が表示されていますが、GoogleMapで確認しながらの方が良いでしょう。
降車すると、奥に寺院が見えていますので、その方向に歩いて行きましょう。
「サンポトン (三寶洞) 寺院 （Sam Poh Tong Temple）」の近くには他に2ヶ所の洞窟寺院があります。ついでにこの2ヶ所も見ていきましょう。
まずは「岩仙霊」です。
大通りからもこの看板が見えるので良い目印になります。
「岩仙霊」の入り口は道路から少し奥にあります。
結構、立派な門があります。
中に入ると何体かの像が出迎えてくれます。
西遊記のような像もありますね。
次は「南天洞」です。
こちらも門はかなり立派です。
マレーシアの寺院はほとんどのところが無料です。この辺の寺院も無料なので、ありがたいですね。
無料ですが、結構、見応えはあるのも良い点です。
中に入っていくと洞窟っぽくなっています。
床はきれいに整備されているので、洞窟という感じではないですが、その分、歩きやすくて快適です。
それでは最後に、目的地の「サンポトン (三寶洞) 寺院 （Sam Poh Tong Temple）」に行きましょう。
ここの見どころは洞窟部分と外にある庭園です。
まずは洞窟に入りましょう。
「三寶洞」と看板が出ています。
こちらの寺院も床はきれいに整備されています。
険しい部分はないので、軽装で問題ありません。
奥へ進むと、ちょっと物置のような場所もありますが、気にせず進んでいきましょう。
洞窟部分を進むと、天井が抜けて日差しが差し込む場所に出ます。
ここには池があり、亀がたくさんいます。
幸福の象徴のような亀ですので、縁起が良いのでしょう。
池の反対側にはお堂がありますが、こちらは入ることはできませんでした。
洞窟寺院の参拝が終わったら、外に出て庭園を見に行きましょう。
熱帯で高温多湿、日差しも強いこともあって、多少、雑草が多いですが、池には鯉も泳いでいて、良い感じの庭園です。
池の小島に灯篭があったりと、結構、細かいところまでこだわった庭園になっています。
参拝が済んだら帰りましょう。
帰り方ですが、基本的に来た道を引き返せば市街に戻れます。
帰路に乗車するバス停は道路の反対側にあります。往路で降りた反対側にありますが、一見するとバス停っぽいだけで、ここでよいのかと疑問に思うような感じです。
日除けは無いですが（以前はあった？）、腰掛けられるところはあります。
幹線道路なので、まあまあのスピードを出しています。バスが来るかどうか見ていないと、通り過ぎてしまう可能性もあるので、注意しましょう。
帰りに関しては、バックアップとして配車アプリなどを準備しておくのも良いかもしれません。
今回は、以上です。
今日の観光地：甘く見ていた密林ハイキング - ジャングル・トレイル 10 （Jungle Trail 10） - （キャメロンハイランド・マレーシア）
場所： Tanahrata, Pahang, Malaysia
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