外国人観光客から「何もない国」と言われて、数十年。それでも、ラオスを訪れる外国人観光客の数は増え続けています(Covid-19による影響でここ2年は除きますが)。ラオス開国後、少しづつ観光客が戻り始めていますので、来年以降からは、また、以前のように右肩上がりに増えていくのではないでしょうか。
そんなラオスですが、相変わらず「何もない国」は継続中です。でも、それがラオスの良さだと思います。とはいえ、少しアクティビティがほしいので、今回は、最近、ラオスの人々の間で脚光を浴びているお寺をご紹介します。
今回ご紹介するのは
奇抜な仏像が並ぶ新たな観光寺院
- ワット・ シンサイヤラーム(ວັດສິນໄຊຍະຣາມ)-
(ビエンチャン県・ラオス)
です。
場所は、下記になります。
場所はビエンチャン県ムアンフアンにあるリゾート施設が多く並ぶエリアから南に10kmほど行ったところにあります。大きな通り沿いにあるので、近くまでくれば発見できると思います。
お寺の入り口はこのような感じです。なんとなく、普通のお寺という感じではなく、若干、テーマパークっぽい気もします。それでも、入り口では、お寺への参拝に相応しくない服装の人用にシン(ラオスの巻きスカート)を貸してくれます。この辺、ただの観光スポットではなく、信仰の対象であることが分かります。
入り口から入ってしばらく進むと、建設中の建物が見えてきます。なにやらモスクっぽい感じもしますが、完成するとどんな感じになるのでしょうか。
さらに進むと、ここから先は土足禁止の看板があります。お寺ですので、靴を脱ぐのは当然ですね。脱いだ靴が近くに置かれていますが、無くなったりしないのがいいですね。私もなくなった経験はないですし、聞いたこともありません。
靴を脱いだその先ですが、お堂ではなく、普通の道が続きます。このとき、すでに気温は30度を超え、太陽もギラギラと照りつけています。ふつうに足の裏が火傷しそうになります。でも、意外にラオスの人たちは平気な感じで歩いています。
足の裏がヒリヒリしながら歩いていると、正面に本堂、左手に仏像が見えてきました。
仏像といっても如来様、菩薩様や観音様とはちょっと違う感じです。よくわからないですが、手を広げたような造形も見られます。どこかに説明文があるのだと思いますが、今回はこういうものだと納得しておきます。
奇抜な仏像が並ぶお寺といえば、首都ビエンチャンのフレンドシップブリッジ近くにある「ブッダパーク」が有名ですが、それとも方向性が違う感じですね。
ラオスの人たちは、いわゆるインスタ映えスポットは大好きですので、こういう感じは受けるのでしょうね。
さて、ここまでだと、ただ奇をてらったお寺になってしまいます。が、さらに奥に行くと、今度はしっかりとした、厳かな気持ちにさせてくれる仏像群があります。
まずは、京都の三十三間堂を思わせる仏像群があります。こちらは、すべて金色ですので華やかさがありますね。
その中心には大きな如来様?が鎮座しています。
ちょうど絵になる形でお参りしている方々がいましたので、後ろ姿を撮影させていただきました。これを見ると、ラオスは仏教国で、その信仰がしっかりと根付いていると感じますね。
最後はさらに奥に進みましょう。
なんとなく将来に希望を持てそうな感じがする(なんとなくです)仏像群ですね。
その他にもまだ、作成中という感じの場所もあります。
普通に見れば1時間、ゆっくり見てまわれば2時間ぐらいでしょうか。なかなか良いところだと思います。
ムアンフアンでの観光ルートのひとつに、オススメのスポットです。
今回は、以上です。
今日のお店:ワット・ シンサイヤラーム(ວັດສິນໄຊຍະຣາມ)(ビエンチャン県・ラオス)
場所: Ban Na Dan, Meung Feuang, Vientiane Province