バンコク都内を走る市内電車と言えば「BTS」「MRT」を思い浮かぶと思います。
1999年に最初の市内電車「BTS」が開業して、その後、しばらくは既存路線の延長等にとどまっていましたが、近年は新路線の開業がどんどん進んでいます。最近では都心から少し離れた郊外を走る路線の建設も進んでおり、今回の「MRT・イエローライン」もそのひとつです。
何度も運行開始時期がアナウンスされては、延期されていましたが、この6月3日（土）についに運転が開始しました。７月2日までは無料で乗車できます。
ただ、この「イエローライン」ですが、バンコク都内中心部は通っていません。そのため、旅行で来ても、乗る機会はそれほど多くないかもしれません。ですが、せっかくなので、沿線で利用できる場所をご紹介します。
今回、ご紹介するのは
バンコクの市内電車・イエローライン活用術③
- 全線開通、ラプラオ駅で乗り換え -
（バンコク・タイ）
です。
今回はイエローラインと地下鉄（MRT）ブルーラインの接続駅である「ラプラオ駅」の乗り換えについてです。「ラプラオ駅」の場所は下記になります。
場所は、バンコク中心部から見て北側にあります。地下鉄の駅があるので、それほど不便な場所ではなかったですが、かと言って、旅行で来た際に好んで選ぶほど立地の良い場所でもないのかもしれません。
なお、地図でもわかる通り、イエローラインの駅と地下鉄の駅は接続駅とされていますが、それなりの距離があります。
まず、「MRT・イエローライン」の路線図です。
今回の「ラプラオ駅」はイエローラインの北の端になります。すでにBTSの駅までの延伸計画もあるようです。
※2023年6月19日から、イエローラインの「ラップラオ駅」も利用できるようになりました。
※2023年7月2日で無料運行が終了し、7月3日から有料となるようです。
スタートは地下鉄のラプラオ駅からです。
まずは4番出口を目指しましょう。
一般的にはこの案内板を頼りに進めばよいのですが、タイでは、突然、案内板が無くなり、どこに行ってよいか分からなくなることも多いです。
イエローラインへの乗り換えのための案内が出ています。わかりやすいですね。
乗り換えの案内板は頻繁にあり、ルートを外れることはなさそうです。
ただ、接続駅のわりには駅間の距離が結構あります。幸い建物内の移動なので、空調も効いていて、雨の影響もないのは助かります。
距離は500mぐらいでしょうか。人も多いので両駅の乗り換えには10分ぐらいかかると思っておいた方が良さそうです。
両駅の乗り換えの道中には「Gourmet Market」もあります。
ちょっと寄り道してみましょう。
入ってすぐのところに、ラーメン屋さんと和食さとがありました。
どちらも屋台風のカウンター席のみですが、ほぼ席が埋まっています。値段も100バーツから200バーツぐらいのメニューが多いので、手ごろな価格ですね。
高級スーパーの位置づけなので、店内はきれいで、商品もきっちりラッピングされています。帰り道に買い物するにはちょうど良さそうですね。
「Gourmet Market」を過ぎると地上に出ます。
交差点に沿うように歩道橋があります。
右の写真のように歩道橋を進んでいきますが、結構、距離があるのが分かると思います。階段部分はエスカレーター等があるので、それほどしんどくないですが、もう少し近くに駅を造ってほしかったという印象です。
また、ここから先は屋外なので、少し暑くなります。
地下鉄を降りて、イエローラインまで10分弱ぐらいです（Gourmet Marketの時間を含まず）。
ということで、地下鉄（MRT）のラプラオ駅から、イエローラインのラプラオ駅までの乗り換えについてでした。
大人が一人で歩いている分には問題ないですが、大きな荷物を持っていたり、お子さん連れだと、少ししんどいかもしれません。
今回は、以上です。
今日の生活： バンコクの市内電車・イエローライン活用術③ - 全線開通、ラプラオ駅で乗り換え
場所： Bangkok, Thailand
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