世界中で感染拡大しているCovid-19ですが、ラオス新年であるピーマイラーオ期間中に発生した市中感染により、ラオスも例外とは言えない状況になりました。
現在は、昨年4月・5月以来の大きな行動制限令が発令中です。
ロックダウン中のビエンチャンの様子
(ビエンチャン・ラオス)
ビエンチャンを対象にした政府令の期間は、4月22日から5月5日までとなっており、あと数日です。しかし、連日ビエンチャン都で60人前後の陽性者が報告されており、この状況で制限解除とするのは難しいのではないかと思っています。
さて、この期間はほとんど外出せずに引き籠っていましたが、食材も尽きてきたので買い出しに出かけました。その時の街の様子です。
道路はガラガラです。
この日は日曜ということもあり、交通量は少ないですが、それでもある程度、車は走っているのが普通です。しかし、タイミングによっては、このように全く車が来ない状態でした。
パトゥーサイ前の広場も人は誰もいません。
パトゥーサイから南側のランサーン通りです。
普段なら道路を渡るのも難しいぐらいの交通量ですが、車の量はかなり少なめです。
ただ、プードパンダをはじめとするデリバリーサービスのバイクはよく見かけます。
タラートサオバスターミナルまで来ました。
市内バスも完全に運休しており、バスターミナルも閉鎖されています。ただ、バスの運行を停止してしまうと、移動手段がなくなる人もいそうですが、そうも言ってられないのでしょう。私もバスが動いてないので歩いて買い物に向かっています。
今回の買い物は「パクソンデパート」でするつもりです。タラートサオバスターミナルとパクソンデパートの間にあるコンドミニアムの工事は順調に進んでいるようです。写真だと小さくてわかりづらいかもしれませんが、外壁に作業員が命綱でぶら下がっています。こういう時でも工事は続けられるんですね。
ということで、パクソンデパートに到着しました。
普段はデパート前の広場でイベントが行われていますが、今はがらんとしています。
隣のビエンチャンセンターは閉まっていましたが、こちらは営業しているようです。
パクソンデパート内も半分ぐらいのお店は営業していません。フードコートも閉鎖されています。
スーパーマーケットは営業しています。
お客さんもそこそこいていますし、商品も不足しているような感じはありません。輸入品も品薄感はありませんので、供給はされているような気がします。
ただ、日本製のカレールーは売り切れていました。残念。。。
カフェ系もLotteriaだけ営業していますが、その他のカフェは閉まっています。
この状況では、カフェで座って何かを飲むという状況ではないので、閉めておく方が無難でしょう。Lotteriaはハンバーガーなどのテイクアウトだけで営業しているようです。ここでもフードパンダなどのデリバリーが中心になっているようで、ちょうど、ドライバーが商品を取りに来ていました。
パクソンデパートの隣の「ビエンチャンセンター」や「タラートサオモール」は完全に閉まっています。これらは食品スーパーが入っていないので、開けておく理由もないのかもしれません。
ということで、買い物ついでに、街の様子を見てきました。しばらく外出せずにエアコンのきいた室内にいたため、今が暑期だということを忘れていました。かなり汗だくになってしまいましたが、久しぶりに運動できたので、これはこれで良かったかと思います。
一応、ロックダウン期間は5月5日までとなっていますが、現在の新規感染者数だと、ほぼ確実に延長になるだろうという気がしています。ワクチン接種は在住外国人も可能なようですが、もう少し様子を見ようかと思っていますので、できる限り人との接触を減らして過ごそうと思っています。
今回は、以上です。
今日の生活:ロックダウン中のビエンチャンの様子(ビエンチャン・ラオス)
場所:Vientaine capital