このブログでは、ラオスでの生活や、ラオス旅行を題材の中心としています。最近は、国外へ旅行に行くことができず、旅行と言えば、日本に住んでいれば日本を、ラオスに住んでいればラオスを旅行するしかない状況です。また、日本はコロナの状況が悪化していますし、ラオスでも北部のボーケオ県の一部がロックダウンという情報もあります。
そんな状況ですが、ラオスの旅の起点のひとつである
ビエンチャン南バスターミナル(ビエンチャン、ラオス)
をご紹介します。
以前にはビエンチャンの北バスターミナルの情報も記事にしていますので、そちらもぜひお読みください。
ビエンチャンの南バスターミナル、ラオス南部を長い時間をかけて旅行する、いわゆるバックパッカーですと、一度は利用した経験があるのではないでしょうか。実際、Googleで検索してみると、北バスターミナルに比べると少な目ですが、結構たくさんヒットします。現在の南バスターミナルの様子、ひいては、ラオス国内旅行の様子という意味で書いてみたいと思います。
まず、場所は下記になります。
ビエンチャンの中心地、例えばタラートサオからですと北に10kmほど離れています。
ラオスに限らずですが、だいたい、バスターミナルは市街から離れた不便なところにあります。バスターミナルを作れるくらい広い土地がない、という訳ではなく、バスターミナルから市街までの交通需要を作り出すため、ということをよく聞きます。真偽のほどはわかりませんが、例にもれず、不便な場所です。
さて、南バスターミナルへのアクセスですが、実は、タラートサオバスターミナルと路線バスで結ばれています。しかも、本数もまずまずの30分間隔です。料金は4,000Kipです。バスの詳細は、後日、バスルートの記事をアップしたいと思っています。
不便な場所ではありますが、アクセスはしやすかった、という感じですね。もちろん、トゥクトゥクやマッチングアプリ、ラオス版UberのLOCAなどで行くことも可能です。
南バスターミナルの建物です。2階建てなのでターミナルビルとまでは言えませんが、首都のバスターミナルとして、立派に作られています。
バスターミナルの中を見ていきましょう。
訪れたタイミングがクリスマスシーズンということもあり、サンタと雪だるまがむかえてくれます。サンタはからくり時計にもなっており、ときどきトランペットを吹き始めます。
正面にチケットブースが並んでいます。国内長距離路線はこのブースでチケットを買うことができます。短距離と、今は運行を停止していますが国際バスは、違うところにブースがあります。
また、出発時刻表ですが、ブースの上に掲げられています。旅行の参考にする場合は、画像を拡大してご確認ください。2020年12月の情報です。
チケットブースを奥に進むと、バスの乗車場があります。A,B,Cの三種類に分類されており、
A:国際バス
B:国内長距離線
C:国内短距離線
というような感じになっています。上の写真は、「C:国内短距離線」の乗車場となります。
続いて、B:国内長距離線です。距離が長いためバスも大型化しています。パクセー行きが多いようです。それ以外にも南部各地への路線があります。以前に旅行記としてアップした「コンロー洞窟」のある「コンロー」路線もあります。
そして、最後の「A:国際バス」です。
ご承知の通り、基本的に運休中ですので、バスはほぼいませんね。残念ながら。
なお、上の写真は、2020年2月の、まだ自由に国境を越えれた時のものです。主にベトナム方面への国際バスが、出発を待っていました。
バスの乗車場のさらに奥には、エアポートホテルならぬ、バスターミナルホテルもあります。深夜の到着や、早朝の出発時等には利用してもよいのかもしれません。なお、一泊100,000Kip、200,000Kipの部屋があるようです。
ターミナル内のお店(飲食店やコンビニ)ですが、1軒、スーパーのようなお店が入っているので、ここで食べ物、飲み物は調達できます。カフェもありますので、早めに到着してしまった際なども、充分時間をつぶせそうです。
最後に、南バスターミナルから市街に戻る方法です。
路線バスを利用する場合は、29番のバスが利用できます。その発着場所は、ターミナルの入口になります。ただし、ここから乗車できるバスは、タラートサオバスターミナルから出発し、ラオス国立大学のあるドンドック方面に向かうバスの可能性が高いです。
タラートサオバスターミナルに行きたい場合は、行先を確認するようにしましょう。
また、トゥクトゥクもたくさん待機していますので、それを利用することもできます。
29番の路線案内は下記からお読みいただけます。
※基本的に、南バスターミナルを経由する29番のバスは、タラートサオバスターミナルからドンドック(ラオス国立大学)へ向かうバスのみのようです。そのため、一旦、ドンドック(ラオス国立大学)方面に向かう必要があります。
いかがでしたでしょうか。バス好きの人なら1日過ごせる場所かもしれません。
なお、利用者は例にもれず、現在はラオス人がほとんどです。ただ、ラオス人がほとんどではありますが、結構利用者は多いです。ラオス国内を移動する人も結構いるんだと思った南バスターミナルでした。
今日の観光地?:南バスターミナル(Southern Bus Terminal)(ビエンチャン、ラオス)
場所:Route 450 Road, Vientiane
今回は、以上です。