ラオス北部、シェンクアン県には2019年に認定された世界遺産「ジャール平原巨大石壺群(Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang-Plain of Jars)」があります。世界遺産に認定される以前からも、奇異な石の壺があるということで、多くの外国人旅行者が訪れていました。今回は、その拠点となる「ポーンサワン」の街にあるローカル市場です。
今回ご紹介するのは
ポーンサワンのマーケット
- シェンクアンセンター(Xiengkhouang Center) -
(シェンクアン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
シェンクアン県の中心地「ポーンサワン」の街の中にあり、そのほぼ中心地にこの市場はあります。
近くには旅行者向けのホテルやゲストハウスも多く、とても行きやすい場所に位置しています。
この市場(タラート)は、真ん中に大きく新しい建物が建っており、その周辺には露店が出ています。建物の中も大きな市場になっており、こんなに消費できるのかと思うほどの量の食材が売られています。
建物の外は、昔ながらの市場の風景です。
道路脇にゴザを敷いて、商売をしています。多分、朝から夕方まで郊外の畑で取れたものを売っているのだと思います。
畑で取れる野菜の他に、動物を生きたまま売っています。小さな黒豚や鶏が中心です。鮮度が命だと思いますので、そういう意味では非常に新鮮な状態です。ただ、時々鳥インフルエンザの話も聞きますので、その辺は少し注意が必要かもしれません。
続いて、中央にある大きな建物の中です。
こちらは近代的な造りで、中にはエスカレーターもあります。商業用のテナントが入る想定だったのかもしれませんが、上の階は空きテナントが目立ちます。
中央の建物の2階部分は、生鮮食品が並びます。
かなり広いフロア一面に野菜やフルーツが並んでいます。どこのお店も商品が山積みになっていますが、この量が売りさばかれるのか、と疑問に思うほどの量です。「ポーンサワン」に住む人の食事を一手に引き受けているのでしょうか。
建物の入口で商売をする人もいます。
なかなか活気のある市場ですので、シェンクアンに行った際には覗いてみるのも良いでしょう。
今回は、以上です。
今日の生活:Xiengkhouang Center(シェンクアン・ラオス)
場所:Phonsavan, Xinenkhouang Province