東南アジアの食事場所と言うと、屋台を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。シンガポール、マレーシアやタイといった国々では、地元の人も日々の食事場所として、屋台が利用されていました。外国人観光客もそこへ行き、地元料理を安価に味わうことができました。
現在のラオスでは屋台が路上や空き地に出ていることは珍しくはありませんが、20年ほど前の「地球の歩き方」などを見ると、
「ラオスには屋台がほとんどなく、ラオスの人々は食事は家庭で取ることが一般的」
との記載もあり、私も、バスターミナルなど、人出の多い場所を除き、その当時、屋台で食事をした記憶はありません。
現在は、 多くの場所に屋台が出ており、いくつかの屋台が集合した「屋台村」も形成するようになっています。
そんなビエンチャンにある屋台街(屋台村)をご紹介します。
今回、ご紹介するのは、
ビエンチャンの屋台街⑦
- 三江マーケット内屋台街 -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
ビエンチャンの中の中国「三江マーケット」内にあります。
これまでご紹介してきた屋台街と異なり、お店のほぼ全部が中華料理です。
さらに、今回の屋台の他に常設のお店も含まれます。
それでは、まず、いわゆる屋台街の方の様子です。
「三江マーケット」内のほぼ中央部分、駐車場の近くに、屋台が並んでいます。中華料理が多いですが、こちらは、ラオス料理もあります。
料理屋台の他に、フルーツも売られています。
続いて「三江歩行街」の看板も出ている、飲食店街です。
こちらは、常設のお店が多くなっており、ほぼ、全店、中華料理店になっています。
看板は漢字だけで、ラオス語も英語もありません。完全に中国人向けのお店です。その分、本場の中華料理が提供されているのでしょう。本場の中華料理は、人によって、合う合わないがあると思いますので、本場中華を食べてみたい人は、ぜひトライしてみてください。
「三江歩行街」のお店として、以前紹介した「杭州小籠包」もあります。こちらの小籠包はかなり美味しいので、最初のチャレンジはこのお店をお勧めします。
「杭州小籠包」の詳しい内容は、下記からもお読みいただけます。
先ほどの「杭州小籠包」のお店あたりから西側に延びる路地を入って行くと、ディープな感じの中華料理店が並んでいます。飛び交っている言葉も中国語です。少し入りづらい雰囲気も出していますが、それなりにお客さんもいます。まだ、この辺りのお店には入ったことがありませんが、軒先のメニューに「麻婆豆腐」もあったので、最近、新しいお店を開拓できていない「麻婆豆腐」シリーズの一店舗になるかもしれません。
コロナの影響も続いている中ですが、活気はある「三江マーケット」です。一時期、ひっそりとしていた飲食店もほぼ元通りになりつつありますので、ビエンチャンの屋台街のひとつとして、訪れてみるのも、おもしろいかもしれません。
今回は、以上です。
今日のお店:三江マーケット内屋台街 - (ビエンチャン・ラオス)
場所:Xang Jieng Market, Vientiane Capital