今回からしばらくの間、バンコク都の南部に隣接する「サムットプラカーン県」の観光地を巡ってみたいと思います。バンコク都内ではないですが、バンコクの隣県なので、都内を走る高架鉄道の「BTS」やバンコク都バスが乗り入れているエリアでもあるので、バンコクの延長のようなところでもあります。
目的地としては
・ピースアサムット要塞博物館
・サムットプラカーン市展望台(パックナームタワー)
・スクター橋(渡り鳥の飛来地)
に行ってみたいと思います。
4回目の今回は
バンコク・1Day・トリップ(サムットプラカーン県)①ー4
- サムットプラカーン展望台(パックナームタワー) -
(サムットプラカーン県・タイ)
です。
場所は、下記になります。
バンコクの都心から見ると南部にあります。BTSが延伸され、このエリアにも電車で来ることができるようになりました。なお、このエリアのBTSは2022年11月時点では無料で乗車できます(サムローン駅からケハ駅間)。
このエリアでは最も高い建物なので、遠くからでも見え、目印にもなります。
サムットプラカーン展望台(パックナームタワー)に着いたら、エレベーターで25階に行きましょう。1階のエレベーター乗り場のところで、スタッフが案内してくれます。
そこで、こんなバッチをいただきました。無料で入れる(注:2022年11月時点)のにも関わらず、ありがたいことです。記念になりますね。
では、このサムットプラカーン展望台ですが、25階と23階に見るべきポイントがあります。受付スタッフの人に
「先に25階にどうぞ」
と言われたので、まず、25階に行きます。
25階は多少、展望スペースもありますが、こちらはタイの歴史や現王朝の説明などになります。
まず、お坊さんが座っているスペースです。
かなり精巧にできていて、本物の人間かと思ってしまいます。間近でジロジロと見るのは失礼かと思いましたが、さすがに、こんなところにお坊さんを座らせておくことはないと思い、直視してみました。やはり、本当の人間ではなかったです。
でも、かなりリアルです。
それぞれのお坊さんの経歴などが書かれた説明もあります。日本語はないですが、タイ語と英語があります。
次の部屋には、タイの現王朝の歴史がビデオで流されています。
こちらも、日本語はありませんが、タイ語の音声と英語字幕があります。
その他に、タイのハーブや植物に関するスペースもあります。
天井に案内板がありますので、もし、興味がある内容があれば、じっくり見てみましょう。
続いて、23階に行ってみましょう。
25階からも景色は眺められますが、23階は窓が展望用に大きくなっています。景色はここからの方がよく見えると思います。
望遠鏡もあります。
1回10バーツだそうです。コイン専用で、近くに両替スタッフがいますので、10バーツコインがなければ、両替しましょう。
ここからの景色ですが、360度開けていますので、なかなかの眺めです。
北西側にはBTSの駅(パクナム駅)から都心方面が見えます。都心のビル群はかなり遠くに見えますね。
チャオプラヤー川もかなりの存在感です。
北東側や西側は住宅地が広がっています。
こう見るとバンコク近郊はほとんど山がなく、平らな土地ですね。
望遠鏡を使えば、スワンナプーム国際空港もよく見えるようです。
この23階の展望台、きれいで床もピカピカです。
もちろん、エアコンも効いていて快適です。今のところ、カフェのような飲食スペースは見当たりませんでしたが、タイではコロナも終息気味ですので、いずれカフェもできてくるかもしれません。
ということで、サムットプラカーン展望台でした。
来てみて思ったことは、事前にイメージしていたよりもかなり良かったという点です。
景色もよく、近くに住んでいる人なら自分の家などが見られたりするかもしれません。大阪のあべのハルカスが観光コースに入っているように、ここも、観光コースとして良さそうな気もします。
なお、このサムットプラカーン展望台は2022年11月時点では、17時までの営業です。残念ながら夜景を見ることはできません。いずれは21時頃まで入れるようになるかもしれませんので、そうなったら、また再訪したいと思います。
この後は、渡り鳥が飛来する「スクター橋」へ行きたいと思います。
今回は、以上です。
バンコク・1Day・トリップ:サムットプラカーン県①ー4 - サムットプラカーン展望台(パックナームタワー) - (サムットプラカーン県・タイ)
場所: Pak Nam, Samut Prakan, Thailand
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