2024年が始まって約2週間が経過しました。
日本では能登の地震や羽田空港での事故など、年明けから悲しいニュースが続いています。また、それらでかき消されてしまいがちですが、政治とカネの問題は結局、なあなあで済ませようとしています。
タイの新年は、今のところ普通に経過していっています。
年が明けるタイミングでは、あちこちで花火が上がり、その爆発音でかなり騒がしかったです。その反面、多くのタイの人々の年越しは、お寺で読経しながら、というのもあります。
私の年越しもお寺で迎えましたので、今回は、タイのお寺での年越しついて、記事にしてみたいと思います。
今回、ご紹介するのは
タイの新年の迎え方
(バンコク・タイ)
です。
12月31日の夜、21時頃から徐々にお寺に人が集まり始めます。
服装は、可能であれば上下とも白にしましょう。なければ、上下どちらかだけでも白というのでもOKです。もちろん、上下とも白以外でも問題ありません。ただ、若干、まわりから浮いてしまう可能性はあります。
お寺の境内に読経の際に使用する本(経典)とロウソク、線香、花などが置かれている場所があるはずです。
お布施をして、これらをいただきましょう。お布施の額はお寺毎で決まっている場合や、人それぞれの場合があります。今回は99バーツと書かれていたので、100バーツお布施しました。差額の1バーツは右の写真の桶の中に入っていました。
お堂の中に入りましょう。
お寺によっては椅子が置かれていることもありますし、なければ床に座りましょう。読経の時間は1時間以上あるので、椅子の方が楽かもしれませんが、当然、椅子の方から埋まっていきますので、椅子がよければ早めに行きましょう。
お堂の上部には白い糸が格子状に張られています。
格子状に張られた糸に、読経グッズとして受け取ったかごの中にある糸を結び、その端を自分の頭に巻き付けます。
周りの人を観察して同じようにしましょう。
ちなみに、終了後はこの糸は持って帰りますので、あまり強く結ばない方がいいです。
年越しの読経は11時前ぐらいから始まります。
読経をリードしてくれるお坊さんの声が、スピーカーでお寺内に流されます。
それに合わせて全員で読経します。
読むお経はの内容は本の中に書かれていますが、当然、全部、タイ文字です。
なので、タイ文字が読めないと読経できませんので、ただ、座って1時間、聞いているだけになります。これはちょっと辛いかもしれません。
年が明ける直前まで読経が続き、年明けとともに終了です。
読経が終わったら、食事をいただきましょう。
無料で振舞われます。
お粥やスイーツ類などがあります。お寺によって内容は変わりますが、かなり豪勢なお寺もあるようです。
お茶やお水、コーヒーなどもあります。
ただ、水以外はどれも甘いので注意しましょう。
今回、私が行ったお寺では、さらに抽選会が開催されます。
お布施グッズの中に番号が書かれた紙が入っており、これが私の番号になります。
順番に番号が読み上げられていき、同じ番号なら当選です。
商品は冷蔵庫、扇風機、炊飯器等です。
旅行で来ていて、これらが当たると困りますが、在住者にはありがたいですね。
残念ながら当選しませんでしたが、タイの伝統的な年越しを体験しつつ、面白いイベントもあり、楽しい年越しでした。
今回は、以上です。
今日の生活: タイの新年の迎え方 (バンコク・タイ)
場所: Bangkok, Thailand
c