日本ではお寺や神社、教会などにお参りするのは、大みそかや正月ぐらいということも多いと思います。全く行かないという人も結構な人数がいるでしょう。
日本の場合、宗教というと自民党との癒着が明確になった統一教会のような話になってしまいますが、タイやラオスなど、東南アジアの仏教国では、日々の生活の中に宗教が溶け込んでいます。
タイやラオスでは、いたる所にお寺があり、お参りには事欠きませんが、それだけでなく、お坊さんの方からマンション・コンドミニアムや村の自治施設などに出向いてくれるサービス(??)もあります。
今回、ご紹介するのは
タイではお坊さんが出張してくれます
- タイでタンブン(お布施) -
(バンコク・タイ)
です。
上の写真のような感じでお坊さんが数人(この時は7人)来ていただけます。
この場所はもちろんお寺ではなく、知人のコンドミニアムの共用施設です。今回は、タンブン(お布施)の会があるからと誘われ、行ってみることにしました。
ここでは、参加者で読経したあと、お坊さんにお布施するという感じになっています。
ベテランのお坊さんがお経をリードしてくれるので、そのあとについて、参加者もお経を唱えます。
服装は、一応、白の服を着ていくことになっているようですが、皆さん、あまり気にしていないような感じですね。
お布施する物ですが、本来はカオニャオ(もち米)とかが正式なようです。
ただ、現在では儀式的なものでもあるので、日持ちして、扱いやすいものが無難なようです。私は、上の写真のような感じで持っていきました。
読経とお布施が終わると、参加者で食事会です。
たいてい、主催者が用意してくれています。
当然ですが、タイ料理です。
ある意味、本場のタイ料理が味わえます。
参加者は近所の人なので、顔見知りも多いためか、あちこちで会話に花が咲いています。これなら、気楽に近所付き合いもできそうですね。
なお、お寺でのタンブン(お布施)の様子は、以前にも記事にしており、下記からもお読みいただけます。
日本ではネガティブな印象もある宗教ですが、タイやラオスではもっと気楽に触れることができます。機会があれば、ぜひ参加してみてください。
今回は、以上です。
今日の生活: タイではお坊さんが出張してくれます - タイでタンブン(お布施)
場所: Bangkok, Thailand
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