ラオス中国鉄道が開通して約2年が経過しました。
今回はラオスのルアンパバーンから首都ビエンチャンへ向かった際に利用した老中鉄道(ラオス中国鉄道)の特急電車の乗車記になります。
乗車した列車の情報は下記になります。
・時期 2023年12月
・乗車区間 ルアンパバーンから首都ビエンチャン
・列車番号 D87
・列車タイプ 特急電車
・料金 393,000キープ
・発車予定時刻 14:49
・到着予定時刻 16:34
ラオスを旅行する人も徐々に増えていますので、ご利用の参考になればと思います。
今回ご紹介するのは
老中鉄道・特急電車乗車記(列車番号D87)
‐ ルアンパバーン⇒首都ビエンチャン -
(ルアンパバーン、ラオス)
です。
今回は、ルアンパバーン駅から乗車します。
ラオス中国鉄道のラオス国内区間では、大きく分けて2種類の車両が走っています。ひとつは速達タイプの特急電車で、もうひとつは普通列車です。
速達タイプの電車の中には、中国・昆明からの国際列車とラオス国内区間だけを走る電車があります。今回はその国際列車に乗車してみました。ただ、乗車区間はラオス国内部分だけなので、別段、大きな違いはない、、、と言いたいところですが、なぜか料金が少しだけ高かったです。他の特急タイプの電車と違いは感じませんでしたが、何か差があるのか、単に高いだけなのかは分かりません。
車両は白字に赤と青の帯が入ったものです。
ルアンパバーン市街から駅までは、送迎バンを利用しましょう。市街からだと、一人の場合、50,000kipです。ホテルやゲストハウス等で申し込めます。
なお、駅から市街の場合は40,000Kipです。
チケットは駅で購入することもできますし、アプリでオンライン予約することも可能です。
オンライン予約については、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
乗車時間が近づいてくるとプラットフォーム内に入ることができます。
ルアンパバーンからビエンチャン方面(南向き)は利用客が非常に多いので、結構、混雑します。
特急タイプの車内は日本の新幹線と同じ、3列・2列になっています。シート間隔もそこそこ広いので、かなり快適です。
出発しました。
ルアンパバーン駅からバンビエン駅までは山間部のため、トンネル区間が多く、車窓はそれほど楽しめません。
ルアンパバーンを出てしばらくの間は、比較的、平坦な場所を進むので、その間にラオスの自然豊かな風景を堪能しましょう。
乗車した時期は12月だったこともあり、まだ、空気も非常にきれいです。
乾季の後半、2月・3月になるとPM2.5の数値が高くなり、空気自体が焦げ臭くなってきます。おすすめは11月・12月ですね。
車内には充電用コンセントもあります。
プラグの形状は各種対応しており、また、USB端子も備えています。
ラオス中国鉄道は単線鉄道なので、駅等で列車交換(行き違い)が行われます。
反対方向からくる電車が遅れると、それに合わせて遅れが生じますが、運行本数が少ないこともあって、ほぼ定時運行になっています。
バンビエン駅を出ると、比較的、平坦な場所を走行します。
車窓も楽しめるようになってきます。
バンビエンの山並みや高速道路なども見ることができます。
首都ビエンチャン駅に到着しました。
ルアンパバーン駅からは約2時間です。
バスで10時間かかっていたころとは隔世の感があります。
首都ビエンチャン駅から市内までは路線バスが運行しています。
・タラートサオ(クアディンバスターミナル)
・タイラオス友好橋
・三江マーケット
の3路線があるので、目的地に合わせて乗車しましょう。
ということで、ラオス中国鉄道乗車記「ルアンパバーンから首都ビエンチャン間」でした。
今回は、以上です。
今日の鉄道:老中鉄道・特急電車乗車記(列車番号D87) ‐ ルアンパバーン⇒首都ビエンチャン -(ルアンパバーン、ラオス)
場所: LuangPrabang, Laos