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ラオス北部の鉄道駅「ルアンパバーン」 ‐ ルアンパバーン鉄道駅(ສະຖານີຫຼວງພະບາງ)-(ルアンパバーン県、ラオス)

 

 

ラオスにも外国人観光客が押し寄せるうようになりました。特にラオス最大の観光都市「ルアンパバーン」はオーバーツーリズムが叫ばれるほどになってきています。

その要因のひとつとして、ラオス中国鉄道があるかと思います。高速鉄道で移動できるという話題性も相まって、利用者はかなり多い状況です。

ただ、一方で「多数の中国人が鉄道を利用して、中国からラオスに入国している」という情報もありますが、これは事実とは言えません。確かに昆明から乗車して来る人も少しはいますが、大半の中国人は空路でビエンチャンに入り、その後、鉄道でルアンパバーンへ向かっています。上海など海岸部に住んでいる人がわざわざ昆明まで移動して、鉄道で陸路入国するというパターンはあまり多くありません。

さて、今回は、ラオスで鉄道を利用したルアンパバーン観光の拠点のひとつ「ルアンパバーン駅」についてです。

 

今回ご紹介するのは 

 

 

ラオス北部の鉄道駅「ルアンパバーン」

‐ ルアンパバーン鉄道駅(ສະຖານີຫຼວງພະບາງ)-

(ルアンパバーン県、ラオス)

 

です。   

 

ルアンパバーン鉄道駅の場所は、下記になります。

 

場所はルアンパバーン市街地の東側、距離は約10kmといったところです。中心地付近からはかなりの距離があり、徒歩での移動は不可能です。

 

 

ルアンパバーン鉄道駅の駅舎ですが、これは首都ビエンチャン駅と同じような造りになっています。基本的に国内の各駅は同じような感じなのでしょう。駅周辺は何もなく、まわりは山です。

 

かなり不便なところにありますので、まず、駅と市街地を結ぶ交通手段ですが、以下があります。

①乗り合いバン(ラオス語ではロットゥー)

②ロットゥーのチャーター

③知り合いなどにピックアップしてもらう

④ホテルの送迎

 

多くの方が必要とする情報は①の「乗り合いバン」だと思います。

 

 

開業当初は、②の「ロットゥーのチャーター」やトゥクトゥクしかなかったようで、100,000Kip程度したようですが、その後、乗り合いバンが運行されています。一人あたり40,000KipKipです(2023年12月時点)。

乗客が一定数集まれば出発する仕組みなので、タイミングによっては多少待ちます。電車が到着するタイミングのほかには、乗客が現れる可能性が極めて低いので、到着と同時に乗り場に向かいましょう。

 

 

乗り場は駅の到着口(出口)の正面にあるエレベーター、あるいは階段で下に降ります。看板などは出ていませんが、バンが数台、停まっているのでわかると思います。

 

 

無事、その乗り合いバンに乗れた後ですが、明確にホテル等の場所を伝えておきましょう。そうでないと、ナイトマーケットの入り口付近で降ろされます。

事前にホテル名などを伝え、ドライバーがOKしてくれれば、ホテルまで送ってくれるかもしれませんが、あまり融通は利かないようです(特に半島の先端部分の場合)。

 

なお、市街から鉄道駅に向かう場合は、

・市街にいるバンのドライバーに声をかける

・ホテルやゲストハウスで申し込む

などがあります。

市街にいるバンのドライバーは、いるかどうかが運次第なので、あまりお勧めはできません。宿泊先に聞いてみるのが良いでしょう。なお、50,000Kipぐらいが相場のようです。

 

 

駅の施設に戻ります。

まず、チケット売り場は駅の正面に向かって右手にあります。これも首都ビエンチャン駅と同じ構造です。

 

なお、チケット売り場は終日営業しているわけではありません。基本的に電車の発着に合わせてオープンしていますが、北向き、南向き、それぞれに電車が発着するので、開いている時間は首都ビエンチャン駅などに比べ長いと思います。事前購入のために駅に向かう場合は時間にも注意しましょう。

また、購入できるチケットは

・当日

・翌日(1日後)

・明後日(2日後)

です。

ルアンパバーンに到着して2日以内に別の町に行く場合は、到着時に買っておくこともできますね。

 

また、オンラインでチケット購入も可能になっています。

ラオスの携帯電話番号が必要にはなりますが、チケット購入の手間は格段に下がりますので、こちらの方がおすすめです。

オンラインチケット購入に関しては、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。

vte2019lao.hatenadiary.com

 

 

電車に乗車する場合、駅舎内に入れるのは出発の約1時間前からです。あまり早く駅に到着すると外で待つことになります。チケットを購入済みであれば、30分前ぐらいでも問題ありません。

駅舎に入る際には空港のようなセキュリティチェックがあります。金属探知機がピーピーなりますが、あまりチェックされることなく通してくれます。良いのかどうかですが・・・。

 

 

待合室内にはコンビニやアマゾンカフェなどがあります。

それほどすることもないので、コーヒーでも飲みながら待つのも良いでしょう。

 

 

飲料水の機械もあります。この辺、中国企業が建設しただけありますね。中国の空港などは給水・給湯器が必ずあります。

熱湯も出ますので、先ほどのコンビニでカップラーメンを買って、ここでお湯を入れることもできます。

 

あと、もちろんトイレもあります。

トイレは非常にきれいです。

 

 

電車到着20分ほど前からプラットフォーム内に入ることができます。

ここでもう一度、チケットのチェックがあります。

ルアンパバーン駅から南方向(ビエンチャン方向)へは利用者がとても多く、かなり混雑します。一方で、北方向への電車は、かなり空いています。

 

 

ということで、ラオス中国鉄道「ルアンパバーン」駅の様子でした。

駅としての機能は特に問題なく運用されているような気がします。駅の周辺は全く何もないので、あまり早く来なくても良いかもしれません。

 

今回は、以上です。

 

今日の駅:ラオス北部の鉄道駅「ルアンパバーン」 ‐ ルアンパバーン鉄道駅(ສະຖານີຫຼວງພະບາງ)-

場所: LuangPrabang Province, Laos

 

 

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