ラオスに住んでいると日々の食事は必然的にラオス料理が多くなります。もちろん日本料理店もあるので、毎回、日本料理店で食事する、あるいは自炊するようにすれば、ラオス料理比率は下がるかもしれません。なかなかそうもいかないので、手近にあるラオス料理で昼食や夕食を済ますことも多くなっています。
また、日本に住んでいても和食だけの食生活を送っている人はほぼいないでしょう。今日は洋食、明日は中華、といった感じで各国料理でローテーションしていると思います。ということで、日々の食事がラオス or 日本にならないようバリエーションを増やそうと、まずは中華料理を探し始めました。
(第2回)美味しい麻婆豆腐を探しに - 遼寧餃子館 -
(ビエンチャン・ラオス)
中華料理というと、私の中では麻婆豆腐なので、これが美味しい中華料理店を探します。今回は第2回ですが「遼寧餃子館」です。
場所は下記になります。
「遼寧餃子館」と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。ビエンチャン市内にも知っているだけで3店舗(1カ所はクローズ中かもしれません)あります。タイのバンコクにも2店舗あるので、タイ在住の方にも有名かと思います。
今回はメコン河沿いにある店舗に行ってみました。
お店の雰囲気は完全に中華料理店ですね。
スタッフもチャイナドレス、お客も中国人が多いようです。私の訪問時も中国人のおっちゃん3人がいました。
メニューの種類も豊富です。この辺は中華料理店の良い点ですね。
価格も30,000Kipからと、ラオス料理に比べると高めになりますが、ラオスから見た外国料理のレストランなので、相応の価格帯でしょう。
私の目的は麻婆豆腐なので、そこは確定ですが、餃子もおいしそうだったので、それも注文しました(写真上段左です)。
なお、店名の「遼寧」は中国の遼寧省から来ていると思われます。麻婆豆腐は四川料理、遼寧省は朝鮮半島の付け根あたりにある省なのでかなり離れています。その辺が麻婆豆腐の味にどう影響を与えてるのでしょうか。
中華料理店では、まず、お茶が出てきます。水が無料のお店も結構多いですが、お茶が無料で出てくるのは中華料理店のみです。これはありがたいサービスですね。
席について、とりあえず一口。お茶の種類はあまり詳しくないですが、プーアル茶でしょうか。
10分ほどで、麻婆豆腐が出てきました。
お皿で出てくるかと思いきや、鉄板で来ました。ただ、この鉄板、熱されているわけではないので、麻婆豆腐がぐつぐつと煮立っているということはありません。猫舌なので、あまり熱々でない方が好ましいため、これはこれでOKです。
お味の方ですが、非常に食べやすい味付けです。日本で食べられる味に非常に近い気がします。辛さは豆板醤が中心で、山椒のピリッとした感じはほぼありません。この辺は好みもあると思いますが、私は山椒は無くても良い方なので、このお店の麻婆豆腐は好みの味付けです。
山椒のきいた麻婆豆腐がお好みの方は以下のお店が合うかもしれません。
このお店の名前が「餃子館」なので、餃子も注文しました。豚の蒸し餃子です。
皮は厚めで、大きさは普通ぐらいでしょうか。一皿で12個あるので、これだけでも結構お腹がふくれます。皮が厚めなので、中に肉汁が溜まっており、醤油などをつけずに、そのまま食べてもいいくらいの味わいがあります。蒸籠で出てくるかと思ってましたが、お皿だったのが少し残念ですが、食べれば同じですね。
ということで、美味しい中華料理探しの2回目でした。
ビエンチャン市内では有名なお店ですので、来店経験のある方も多いでしょう。話を聞く限り賛否両論あるお店ですが、麻婆豆腐だけ取り上げると合格ですね。日本人の味覚に合う味付けだと思います。
完全個人的主観ですが、第2回の「遼寧餃子館」が第1回目の「丰熙庄家常菜館」を抑えて暫定1位です。
おすすめのお店があれば、ぜひ、コメント等で教えてください。
今回は、以上です。
なお、価格ですが、
・麻婆豆腐:38,000Kip
・豚の蒸し餃子:28,000Kip
・ごはん:6,000Kip
で合計72,000Kip(約800円ほど)でした。
とりあえず完食しましたが、お腹いっぱいです。ごはんは無しでも良かったかなというボリュームでした。
今日のお店:遼寧餃子館(ビエンチャン、ラオス)
場所:FNgum Road, Vientiane