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ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)⑤(シェンクアン観光)

 

 

 

前回に引き続き、旅行記になります。

ラオス北部「シェンクアン県」に滞在中です。「シェンクアン県」はラオスで3番目の世界遺産登録された「ジャール平原巨大石壺群」があるところです。

今回の旅行は、滞在中にビエンチャンでCovid-19市中感染があり、ロックダウンされるのでは!?という噂が出たものの、すぐにロックダウンにはならないということで、旅行を継続しています。

 

ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)⑤

(シェンクアン観光)

 

前回、「シェンクアン県編」最大の見所である世界遺産「ジャール平原巨大石壺群」を観光しました。翌日はカフェでぼーっとしてるのも良いかなと思ってましたが、初日にガイドしてくれた人が翌日も観光に連れて行ってくれる(もちろんお金は必要ですが)とのことなのでお願いすることにしました。

 

2021年4月28日現在、首都ビエンチャンを始め複数県でロックダウン中ですが、当旅行記は、それ以前の4月のピーマイ期間中のものです。

 

なお、前回のラオス北部旅行記(シェンクアン県編)④は下記からお読みいただけます。

  

 

vte2019lao.hatenadiary.com

 

    

今回の旅の目的地「シェンクアン県」ですが、場所は下記になります。

 

 

赤い線で囲まれたエリアが「シェンクアン県」です。

フアパン県同様東側をベトナムに接する県で、Covid-19以前はベトナムへのバスルートもありました。また、ビエンチャン・ルアンパバーンへの飛行機の便もあります(ルアンパバーン便は現在運休中?のようです)。

 

 

 

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ガイドさんから9時に出発したいとのことだったので、前日よりも早起きして準備します。朝食はホテルのブッフェです。少しずつですが、日々メニューが変わるのでありがたいですね。この日は、フォーのような麺類もありました。

 

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朝食後、9時過ぎに出発です。

前日のジャール平原はどちらかというと南方面でしたが、今日は北に向かいます。どちらの方向に向かっても街を出れば似たような風景が続きます。

 

 

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最初の訪問地は、「モン族の村」です。

ここは普通にモン族の人たちが住んでいるところのようです。観光コースなのかどうかはわかりませんが、住民の人は生活の様子を見せてくれました。入場料も特になく、ガイドさんの大学の友達という方も加わって案内してくれました。

 

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いろいろなものを手作りしているようで、鉄を熱して叩いて形を整えるところを見せてくれました。これは畑を耕す鋤を作っているとのことでした。

手作業なので結構重労働です。

 

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約30分ほど「モン族の村」を見学して、次の目的地に向かいます。

途中では、ピーマイらしく水かけ祭りが行われています。ただ、一応政府から制限令がでていますので、遠慮がちにやっています。

次の目的地は「温泉」です。

 

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30分ほどの移動で2番目の目的地に着きました。

事務所は結構しっかりとしたつくりになっています。入場料10,000Kipを払い中に入ります。右の写真のような道が200mほどあり、そこを進んでいくと、川の近くに出ます。

 

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川の傍まで進むと、上の写真のような柵に囲われた施設がありました。ガイドさん曰く、ここから温泉が出ているとのことです。

出てくる水を触ってみるとかなり高温です。手をつけるぐらいはできますが、長くつけていると火傷しそうですので、50度程度はあるのでしょう。

 

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川から水が引き込まれており、川の水と源泉を混ぜて適温にしています。

かなりワイルド感はありますが、秘湯を目指す人には超お勧めです。衛生的かというと微妙ですし、脱衣所等もありません。まぁ、まさに秘湯です。

ラオスでは全裸で入る習慣はないので、水着を持参しましょう。開放感があって快適です。足湯だけでもいいかもしれません。

 

川では地元の子どもが泳いでいます。川にせり出した木から飛び込んだりと、なかなか楽しそうです。

 

 

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ところどころにこういったものも設けられているので、一応観光地化されてはいるようです。着替えたり、休憩したりといったことはできるので、安心ですね。

 

 

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温泉は気持ちよかったので、1時間半ほど出たり入ったりしていました。ただ、この時期は、12時前後になるとかなり暑いです。朝イチか夕方に来るのが良いかもしれません。なお、12月頃の寒い時期なら、日中でも問題なく過ごせるでしょう。

さて、ランチタイムです。

ガイドさんが近くのラオス料理レストランに連れて行ってくれます。前日は麺料理だったので、今日はチャーハンにしました。ラオスでは珍しいパラパラのチャーハンで美味しかったです。

 

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続いて3つ目の訪問地「タム・ピウ洞窟」です。

ここは、ベトナム戦争当時、米軍のヘリのロケット弾により、洞窟で寝起きしていたラオス人約300人ほどが亡くなった、という洞窟、とのことでした。

戦争の悲惨さを伝えるところということで、ラオス人もよく訪れるようです。

 

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山の中腹に洞窟はあり、そこまでは階段などが整備されています。

途中には仏像もあり、亡くなられた方を祀っているのかもしれません。

途中の用水路のようなところでは、若者が水の中に飛び込んでいます。ピーマイならではですね。

 

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山を登っていくと洞窟があります。

かなりの大きさで、中の空気はヒヤッとしています。奥行きは100mほどですが、奥には明かりがないため、完全な闇になっています。懐中電灯かスマホのライトなどで進んでいきましょう。明かりを貸してくれる等は無いので、最低限スマホのライトは必要です。

 

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洞窟見学を終え、山を下ります。

このような感じで整備されているため、特に問題なく登っていくことができます。観光客はかなり多かった印象です。

 

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最初の予定では、「モン族の村」「温泉」「洞窟」の3ケ所の予定でしたが、ガイドさんがもう一ヶ所、お勧めの場所に寄ってくれるとのことで、行ってもらいました。

シェンクアンで最大のクレーターだそうです。写真では大きさが伝わりづらいですが、今まであったクレーターとは比べ物にならない大きさでした。50年ほど前の爆撃でできたクレーターが今も残っているのもすごいですね。シェンクアンも徐々に開発されてきていますが、これは保存されるようです。

 

 

ということで、夕方5時前にホテルに戻ってきました。

ホテルに着き、お金を払うと、いつの間に買っていたのかビアラオを出してきて、「一本一緒に飲もう」というので、ホテルのロビーで乾杯しました。2日間一緒にいましたが、なかなか良い好青年で、今回は観光客とガイドという関係でしたが、プライベートな交流もできそうな気がしました。

こういう出会いがあるのも旅行の、特に一人旅のよいところですね。

 

シェンクアン3日目の観光の様子でした。

次回は、シェンクアン3日目の夜の様子です。

 

今回は、以上です。

 

今日の旅行記:ラオス北部旅行記(シェンクアン県編)⑤(シェンクアン観光)

場所:Phonsavan, XiengKhouang Province

  

 

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