今回は、ガイドブック等ではビエンチャン最大の食品市場と紹介されている市場です。
ラオス語で「市場」は「タラート」と言いますが、ビエンチャンで最もよく耳にする「タラート」というと「タラートサオ（朝市）」かと思います。ただ、こちらは、食品関係以外を多く扱っていることもあり、「食品市場」というと、今回の「タラートトンカンカム（Trat Thomkankham ຕະຫຼາດທົ່ງຂັນຄຳ）」となります。
今回ご紹介するのは、
ビエンチャンの台所
- タラートトンカンカム（Trat Thomkankham ຕະຫຼາດທົ່ງຂັນຄຳ） -
（ビエンチャン・ラオス）
です。
場所は下記になります。
場所がビエンチャン市街中心部から少しだけ北側に行った辺りになります。旅行でビエンチャンを訪れる人にとっては、ちょっと離れたエリアということになるかもしれません。
このブログでもよく登場する「アセアン通り」と「チャオアヌ通り」の交差点近くにあります。
タラートトンカンカムの外観です。
トンカンカム市場はかなり大きく、いくつかの建物で構成されています。いわゆる「東南アジアの市場」という雰囲気のところも数カ所あり、それ以外にビルの中に小規模なテナントが入ったところもありますが、それらは衣料品などが中心になります。
今回は、食品市場の方をご紹介します。
食品市場で目を引くのはフルーツ類ですね。色鮮やかなので、どうしても目が行ってしまいますし、なにより、見ていて安心感があります。この後、紹介するお肉類などになると、たまにぎょっとすることもあります。
お肉類に行く前に、野菜です。こちらも見慣れた野菜が並んでいます。
人参や大根は大きさが不揃いですが、重さで販売されるので、小さい方が良い方にも不公平がありません。
続いて、お肉類です。
普通にお肉を切って売っているところももちろんありますが、お店によっては、結構、グロテスクな見た目で売られていることもあります。たまたまですが、うまくピンボケで写真が撮れたので、こちらを掲載しておきます。
でも、数回見れば、これが普通に見えてくるでしょう。
フルーツ、野菜、お肉の後は、お米です。
ラオスの主食はお米ですし、その消費量もかなりの量です。こちらも量り売りしてくれますので、興味がある方は1㎏で買ってみましょう。ラオスのお米はもち米、というイメージがある方もいるかもしれませんが、一般的に売られているのはもち米ではない、普通のお米です。
このタラートトンカンカムは、新しい感じの建物と、古い感じの建物があり、古い感じの方に行くと、レベルが上がっていくような感じがします。さっきはブレてピンボケだったお肉類の写真もきれいに撮れるようになりました（一応、遠目にしています）。
こちらの方は、床が水浸しだったり、ハエが多かったりと、いろいろ気になることもあるかもしれませんが、基本的に火を通せば大丈夫でしょう（知らんけど）。
市場の周辺には、トゥクトゥクが待機しています。
ここの市場は、個人での買い物も可能ですが、お客さんの多くは食堂などを営んでいる人で、大量に買って、トゥクトゥクに積んで帰るということも多いようです。最近は車を所有しているケースも多いでしょうから、トゥクトゥクの需要は下がっているかもしれません。
市場の外には、個人商店が並んでいたり、市場の周辺に小さな別の市場があったりと、かなり広範囲になります。
昼過ぎには店じまいするところもあり、最も活気があるのは午前中でしょう。ぜひ一度、朝の活気のある市場の様子を見に行ってみてください。
今回は、以上です。
今日の生活： タラートトンカンカム（Trat Thomkankham ຕະຫຼາດທົ່ງຂັນຄຳ）（ビエンチャン・ラオス）
場所：Asean Road, Vientiane Capital
